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コラム
痛みなく使え体幹につながる足裏のために
2019年4月25日 公開 / 2021年3月3日更新
痛みなく使え体幹につながる足裏のために
昨日のレッスンに来られた生徒さんがびっこを引いている。
「あらっ!?どうしたの?」
聞けば、ご家族に病気が相次ぎ
走り回っているうちに、足裏が痛くなってきたらしい。
以前にも固いしこりができていたのを
改善してよくなったのが、ぶりかえして
そこよりも反対側の部位が痛み
庇って歩いておられる。
痛いところに触れないように歩いているが
これが体の歪みを生む。
いつも体の通っている人がブレブレになっていた。
痛いところを痛くないように使うことが肝心。
辛そうだったので床に座った状態で。
小指と踵の方に足が傾き、親指側は浮いている。
小指~踵の真ん中あたりにまた固いしこり。
これが痛くて、親指側に重心をかけたから
ここが縮んで固まり、びっこを引く状態になった。
親指でなく、指と手首の間のふくらみと
足裏は他の4本の指の根元ではさみ
指の骨と骨の間を指の骨の生えているところから
広げるようにして
母指と小指の根元をつける。
この写真ではしていないが
掌で挟んだ状態で土踏まずを4本の指で
長く伸ばす。
母指、小指をつけ、土踏まずを伸ばした状態で
踵を引くが
私が誘導するとしっかり感じられるのに
お一人でするとできないのは、この部分。
「引くだけ」になっていて
「引き合えて」いない。
引いた踵をくるむように引きつつ
ほんの少し土踏まずのアーチができるように
入れ込む。
頑張らないでできるくらいのほんの少し。
土踏まずが引きあがって、足裏がしっかり踏めるが
更により体幹につなげるために
上の画像のように、膝を足裏から動かすように曲げたときには
膝の裏はみっちりくっついて狭い鋭角になり
固まっている。
下の画像では足裏を均一に踏みながら
体幹側からお尻をすくい上げるようにして
背骨に還す引き方をしているので
膝の裏は余裕がある。
膝裏が固まる(2019年4月19日)
膝裏にこぶしを入れ、こぶしを体幹側に回すようにすると
固まった膝裏に広がりができ、体幹につながる。
湾曲していた膝下もすんなりとつながった。
立った状態でも足裏を怖がらずに踏めるようになられた。
それから、皆さんといろいろやってみて
帰りはびっこを引かず、歪みのない楽な体で帰られた。
心配事があると体は敏感に察知して影響することがままある。
ここに書いているのはこちらの誘導の過程だが
自分でできるバージョンを考えてお教えしたので
連休中の宿題にしている。
この自分でできるバージョンはまた動画を近々公開予定。
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