坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
体幹の底に角っこを作る
股関節の引き込み、中心へ還る感覚は
なかなか説明が難しいが、
これができると体幹は本当に安定してくる。
これがわかると、いろんなことがしっかりできてくる。
少し前の動画だが肩甲骨、股関節、踵をつなげる感覚(2017年10月22日)
がある。
この時には踵の感覚から促し、股関節の引き込み、角っこを作るというのは
充分に説明ができておらず、つながりを感じるところまでになっているが
うちでレッスンされている人たちの感覚は進化してきたので
体幹の底に角っこを作ることを改めて説明してみようと思う。
どちらも仰向けに寝た状態から、
体幹の底に角っこを作って、股関節を引き込んでいる。
背骨とお尻で「L」字の形ができている。
これはこの説明だけでは勘違いする人が多い。
ぶれない体幹につながる足裏(2019年3月3日)
の足裏でしていることを、体幹の底でしているのである。
手のひらバージョンで見てみよう。
これは手首を体の中心から押したもの。
これは体幹の底でもできる人は多い。
やらなければならないのはこの後。
足裏と同じく、親指、小指の根元をしっかりつけて
手首の下(手のひらの一番下)が踵と思ってほしい。
これをつけたら、手のひらの内側(足で言えば土踏まず)を
長く伸ばして手首を手前に引く。
足裏の使い方と全く同じ。
これが使えるようになれば
引き込みは楽にでき、中心に還る力の流れも
自分でコントロールできる。
タンジュの脚だって長く、骨盤が前後に開いたりしない。
脚が長く上がる。
前後開脚でも、骨盤が開かない状態で中心から分けられる。
普段の立ち姿でさえ美しく
脚は見た目にもとても長くなり、お尻も小さく見える。
うちのレッスンに来られている人たちの中でも
自分の脚が長く細くなったことを自覚する人も多い。