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うまさきせつこモダンバレエ研究所

コラム

脇、股関節の引き込みで上下左右の張りを作る

2018年12月28日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

脇、股関節の引き込みで上下左右の張りを作る

脇や股関節の引き込みについては
このコラムではたくさん書いているし
ここ最近は特に集中して書いている。

「引き込む」のは何のためにするのか?
引き込むのは中心に向かう力を作ること。
自分の中心を感じて
位置感覚を明確にし、体の中で流れを作る。
流れが感じられると
動きづらかったところが動いてくれる。
詰まったり、遮られていた部分の扉があく。

上下左右の張りを作る1
手首を折って、床方向に押しつつ上に伸びあがるようにしてもらうと
自然に脇が引き込まれ、体幹の底を押す感覚ができる。
もちろん伸びあがるのは、反るのでなく
体の中心で背骨が伸びるということ。

上下の張りが感じられると、横への張りのキッカケもできる。
体幹の底が床に平行に押せるから、
股関節の引き込みに加えて方向を合わせる感覚も
(アンディオール)この日初めて、この方は感じられた。

上下左右の張りを作る3
今までちょっとした拍子に膝がはまってしまうことがあって
とても痛い思いをされたために恐怖心がおありで
膝の曲げ伸ばしが怖かったこの方も
膝に負担をかけまいとされるあまりに
かえって膝に力を入れてしまわれていたが
上下左右に張りを感じることによって
膝に力が入ることもなく、「股間節を引き込む」ことに意識ができて
痛みを感じることなく、楽に折る、楽に伸ばすことができた。

怖さを感じない状態をまず考えなければ
怖いと思うことを怖くないから、では恐怖心をぬぐうことはできない。
自分の中で、このやり方であれば大丈夫!
と確信が持てることを何度も繰り返してみなければ
怖さは消えない。

上下左右の張りを作る2
股関節の引き込みに合わせて腿裏の方向もめくれ上がらないようにして
張りができるために
踵も大事な役割を果たしている。
手首を折るようにして押すのと同じ。
土踏まずが伸びるように踵を引いているので
中心に向かう力が出て張りが作れる。
足裏から股関節に還す流れ(2018年10月17日)


上下左右の張りを作る3
なかなか「張りの感覚」を得られない人は
椅子などを使ってみるのもいい。
こうして押してみることで全身の張りを感じておられる。
これに加えて、踵だけで立ってみるのも股関節の引き込みがわかりやすい。

上下左右の張りを作る4
股関節の引き込みの感覚を感じてもらいやすくするために
こんなゴムを使ってみた。
(脚の付け根に巻いている)
タオルでも紐でもなんでもいい。
分けるラインがわかると、イメージが湧きやすい。
流れの方向の合わせ方も意識しやすい。

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