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コラム
体幹の底から脚をコントロールするイメージを感じてみる
2018年7月13日 公開 / 2021年3月3日更新
体幹の底から脚をコントロールするイメージを感じてみる
開脚に至る体幹の流れをしっかり感じているのに
そこから脚の動きをコントロールする感覚が
なかなか感じられない人は多い。
体のつながりをしっかり感じられたのに
そこから一歩前に進もうとすると
頭の方向が切り替わってしまい
せっかくのつながりを継続できずに
それまでの体の習慣に一瞬で戻ってしまう。
反り腰になったり、肋骨が落ちてお腹が縮んで背骨が伸びなかったり
腕に強い力がかかって肩が盛り上がってしまったり・・と
意識が変わるだけで
流れがストップしてしまう。
これは、どなたも通る道。
何だかわからないけどできた!
では、もう一度同じことは出来ない。
これも、つながりが維持できるやり方を
習慣にしていく段階ですね。
で・・
痛くない開脚前屈のためにー体幹の底まで通す
のように体幹の底までの流れを通すことを
体勢を変えてやってみて
開脚につながる坐骨周りの感覚を養う
で説明しているような、インナーから坐骨周りをコントロールするイメージを
感じてもらった。
椅子でやってみると、イメージできやすいが
椅子がなくてもできるように。
前から見るとこんな感じになるが
左右の脇側面の長さ、脇の引き込み具合の
違いがわかるだろうか。
赤い方は誘導してみた。
赤丸で囲んだ方は、肩甲骨が中心に寄った上で
手首、肘、脇、肩甲骨、骨盤へと流れがしっかりつながって
反対側より長く、繋がりは強く、使う力はうんと少なくて済む。
反対側は肩甲骨が外に広がり
伝わる流れが小さく、推進力も当然小さくなるが
自分自身で使う力は逆におおきくなってきつい。
向かって右側は膝とつま先の方向も合い
楽にコントロールできている。
小さな違いだが結果は全く違ってくる。
体幹の底から引き合うアンディオールの感覚で
この方の体幹の底から脚につながる感覚は、とてもよくなられているが
脇の感覚が伴えば、体の自由度が更に大きくなる。
開脚は脚を開くに非ず。
使う体幹を調整して脚につなげて無理なく開く。
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