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コラム
体幹の底を動かす意識付け
2018年6月24日 公開 / 2021年3月3日更新
体幹の底を動かす意識付け
「体幹の底から」
「体幹の底を引き込んで」と
このコラムではよく出てくるが
どういう意味?とわかりづらい人のために。
「股関節を引き込む」イメージだけでは外側しか折れなかったり
感じにくかったりする。
アンディオール(股関節から外に開くように回す)でも
方向変換でもタンジュ(脚をさしのべる)ども、脚を上げるのでも
重心移動でも点や線でなく面で動かす
インナーの筋肉を動かす感覚をつかんでほしくて
このような言い回しを使っている。
ヤンキー座りをしてもらって
背骨を無理なくしならせたいー坐骨を押せますか?
でも図を書いて説明しているが
背骨の両横にスーパーで売っている
空気圧でパンパンに膨れた牡蠣チューブのようなものがあるとイメージして
それを背骨の脇から内側から動かすと
背骨を中心として体幹半分が厚みを持って動く。
半分ずつ交互に動かすとイメージがわかりやすい。
もちろん肩甲骨もありたい位置にあって背骨がしっかり使える。
一回ずつを後ろに引きながら背骨に還して体幹の推進力で
ふっと体幹が上に伸び上がるようなイメージを持つと更にいい。
こういう使い方であると
股関節は前側だけでなく、ぐるっと全面
骨盤と脚が分かれて、体幹の底で方向を変えられるし
背骨をしっかり伸ばすこともできる。
膝を深く折り曲げるのに不安がある人、
ヤンキー座りがきつい人は物につかまってやってもいいし
このように椅子に座ると、かなり動かしやすい。
意識付けは自分の感覚を覚えていくものだから
どんなやり方でも、感覚が出来ればこっちのもの。
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