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コラム

肩甲骨の位置を損なわずに腕を上げられますか?

ボディコントロール

2018年3月19日 / 2018年9月24日更新

肩甲骨の位置を損なわずに腕を上げられますか?

このコラムをよく読んで下さる方は
肩甲骨の位置を明確にあるべき位置に留めることが大切であることを
ご存じだと思いますが、
では腕を上げる時、その位置が腕に連れていかれることなく
使うことが出来ているでしょうか?

腕の上げ方で連れて行かれる肩甲骨
肩甲骨を留めて上げた腕1
2枚の写真を見比べてみましょう。
上の写真は、一旦肩甲骨の位置を認識したものの
腕を上げていく過程で、肩甲骨から意識がずれて
はがしつづけることができなくなった結果
腕に体が引っ張られる動きになっています。

肩は上がり、腕と肩甲骨にはつながりがなく
まっすぐ正面向きに上げたつもりが外に開いています。
肩甲骨が上がったことで、脇も引っ張られ、骨盤も高い位置に
連れて行かれています。

下の写真は肩甲骨をまず引いて、はがした状態を継続し
腕の付け根は肩甲骨にあてたまま、腕を上げる軌跡は狭い幅で
はみ出さずに使っているので
肩甲骨の位置が維持され、肩が上がらず、脇も伸び
骨盤も上がっていません。

腕に連れて行かれた肩甲骨
肩甲骨を留めて上げた腕2
横から見た図。
上の写真は腕がきれいに伸びたように見えますが、
腕の流れに肋骨も連れて行かれて
反り腰気味になっています。
腰裏の意識もありません。

下の写真は体幹主導になって腕が伸びているので
腰裏には意識があり、肩甲骨は留められて、脇幅は広く厚みがあります。
更に腕を真上まで伸ばそうと思うと
肩甲骨を留める意識があるまま
胸椎、腰椎をしならせて使います。
肩甲骨がはがれて、腕の付け根があてられたまま
てこの応用のように腕を使っています。

使う人の意識の変化によって腕主導で使わされるか
体幹主導で使うのかで、これだけ体には差が出ます。

せっかく肩甲骨の位置はここ!と認識できるようになっても
動きを伴うと、簡単につながりがなくなってしまうような状態になっては
勿体ないことですし、そのために反り腰になったり、肩が上がったり
背骨や脇に連動してくれなくなったりでは残念です。

自分自身では、肩甲骨の位置を留めてできている、と
思ってしていることなので
そうしているのになぜうまくいかないかに気づくことができません。
自分の体、もう一度見直してみましょう。

これについてはまた書いていくつもりでいます。

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