重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
体幹の中心から脚を分けて坐骨歩き
座骨歩きについては
坐骨歩きからつかむこと
などのコラムから、別の動画も見ることができるが
今回の動画は、体幹の推進力を使って坐骨歩き
で、意識している位置よりもさらに高い位置で中心を分けている。
背骨を中心として左右を分ける感覚で前に進み
体幹半分を後ろに引きぬくような意識で、後ろへと体幹の柱が進む。
これを展開していくと
右は前に進む使い方、左は後へ行く使い方というように
体幹を分けながらの繊細な使い方ができる。
バレエのアチチュードなどでも同じ。
地味な運動だけれども
こういったことを運動の目的を持って繰り返していくと
自分がしたい動きのクオリティが変わってくる。
別にすごいことは出来なくていいのよ、普通の痛みのない体になれれば、という人もあるが
自分の体に痛みや不具合がある人ほど
体のコントロールが出来るようになって頂きたいと私は思う。
パラリンピックに出ておられる方々の体の使い方はすごい。
体幹主導で使うことで、体に不具合があれば
無理とは言わずとも、かなり高い確率で困難ではないかと思われることを
克服されている。
この動画に出て下さっている方も
決してお若くなく、このように動くことが困難なご病気を超えて
これだけ力強く動かれている。
好奇心旺盛で、困難なことにもどんどん挑戦される。
そういうのはすごくかっこいい。
これも体幹を中心から分けることをしっかりされている。