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コラム
体幹から方向変換
2017年10月10日 公開 / 2021年3月3日更新
体幹から方向変換
脇、股関節を引き込み、踵も含めて、
中心に寄せつつ送り出せる張りがあると
体幹の中心の司令塔からコントロールできる。
例えば方向変換。
床に寝て向きを90度変えているが
脇、股関節を引き込み、踵までつながりがあり
流れが循環している状態であれば
焼き鳥の串をかえすように
後からどこかがついてくるようにはならずに
一瞬で向きが変わる。
中心に集めて送り出しているからできること。
部分的にバラバラに力を使っていれば
グラグラして、横向きになるのは難しくなるが
つながりがあると最小限の力で向きが変えられる。
ターンでも同じ。
上から見た状態。
「つながり」のための位置感覚
のように繋がりの流れの中にユニットができ
繋がる体を維持する滑車が、肩甲骨にも坐骨にも踵にもあると
イメージすると
向きを変えるのが、どこかの部分ではなく
中心の小さな部分でスピーディに変えられる。
上手く出来ない時には、床に背中を付けた時の状態とは違っていて
どこかが置き去りになっている。
全部を同じ状態にしようと思うと
より引き込んだり、引き合ったりする感覚がいる。
こんなふうに膝を折って腕を付けて、段階を踏んで。
足を伸ばして方向変換
こちらは片脚を90度上げて。
コツは、横に向く時に今ある脇の位置、腰の位置より
向きを変えた時に、そのラインより先に出ないこと。
横に向く時も引き込んでいる。
転がるのではありません。
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