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コラム
つながりと張りを作るために
2017年4月10日 公開 / 2021年3月3日更新
つながりと張りを作るために
足裏で床を感じて
床から押し返してくれる力で張りを作り
脚の流れはもちろん
体全体の繋がりを作っていくのに
足裏を均一に踏み、中心に向かうベクトルを作るために
2番で立って見て
両足を左右から引っ張ってもらいました。
立っている時、またプリエを始めたりするときに
足がどんどん外に滑って行ったり
つま先と膝は同じ方向に流れを作りたいのに
つま先やかかとがズルズル動いてしまう人は少なくありません。
足が動いてしまうのは、流れが一方向にしか動いていないと言うこと
中心に向かうベクトルがなくなっていると言うことです。
両側から引っ張られても、ものすごく頑張って踏ん張っているのではなく
流れを通し、中心と引き合っていれば、大変なことをする感覚はありません。
プリエを始める時、骨盤から脚がはみ出ず、
確実に股関節が折れて分かれます。
しゃがむのでなく、体の中心から送り出されるのを実感できます。
体幹部分を床方向に押して重みで開くのでなく
張りで送り出されます。
中心に向かう力と外に送り出す力
この張りは双方向の力が働いて出てくる力です。
双方向の力が働かず、張りがない場合は
このように後ろから軽くても押されると、脚は頼りなく前に傾き
バランスを崩しますが
繋がりと張りがあり、双方向に引き合われている時には
多少押されても崩れることがなく、しっかりしています。
この人も微動だにしませんでした。
力を入れて、固めることで強い張りを作っているのでなく
方向の合う状態で引き合っているのです。
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