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うまさきせつこモダンバレエ研究所

コラム

体幹の底の感覚を覚えてそこからの方向付けを知る

2017年3月25日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ワークショップ セミナー

コラムカテゴリ:スクール・習い事

体幹の底の感覚を覚えてそこからの方向付けを知る

昨日のWSでは、
先日のWS体幹の推進力を覚える
ほぼ同じことをしているのですが
確実に実感してもらうために、不安定な体幹の張りを作る
で感じられる坐骨の意識を覚えてもらうのに
ひとりずつ誘導させてもらうことに時間をかけました。

骨盤~脇を広い範囲で使う

股関節を引き込み体幹の推進力を作る
を人に寄っては、少しハードルを低くしたり(肘をつかず手首で床を押す)
怪我後などで、正座がきつい人には椅子を使ってもらいました。
脇の一部だけを捩じろうとしても効果が薄いので
骨盤~脇の広い範囲を送り出して、反対側の骨盤~脇は引くようにします。
更に手を突くことが目標ではなく、大きく伸びるようにしながら
脇を引き込んで、脇腹に皺のできない状態で、手首、または肘をついています。

股関節を引き込み体幹の推進力を作る
股関節を引き込み体幹の推進力を作る2
そうすることで、坐骨の感覚と股関節の引き込みの感覚がわかり
背骨の推進力を初めて感じられます。

体幹の底を整えて脚の方向付け
体幹の底を整えて脚の方向付け
坐骨を立てて座ることが難しかった人も、先のストレッチで引き込みの感覚が出来ているので
体幹の底を床に水平にして感じられる小さな力の方向を誘導して開脚してもらいました。
お顔を隠していますが、ものすごく驚いておられました。

方向付けした脚としていない脚の違い
両足とも方向付けできた状態
股関節が柔らかで、良く使える人ですが
脚がねじれても無理矢理開いておられました。
上の写真は向かって右側だけ、流れの誘導をしたので
膝は浮かずにすんなり伸びています。
丸印を着けた反対側の膝は方向付けが意識されていないので浮いてします。

この後、体幹の底を水平にして生まれる小さな力から方向付けして行くのを説明して
両側共すんなり楽そうに伸びました。

体幹の底が不安定
体幹の底が安定
お1人ずつのチェックの時、やってもらったこと。
体幹の底を水平にしていない時とした時の違いです。
股関節からスパッと脚を切り離したとしたら
床にそのまま体幹だけで立てる骨の位置の認識。
そこから同期してくれる体幹のつながりで
背骨の伸びの方向も、肩甲骨の位置も、肋骨の状態も違っています。

股関節を引き込み体幹の推進力を作るレッスン風景
このWSで嬉しいと思ったこと。
私がお1人ずつをチェックしているうちに
皆さんが自主的にに自分がわかっていることを伝えあったり
長く来ておられる方が、リードして新しい方とされていたり
自分がうまく出来ないことを相談し合って練習して下さること。

アシスタントさんが更にそれを補助し
こちらもチェックしながら、声をかけて進んでいくWSは
いつも楽しんで下さっているのが伝わってくるのですが
更に楽しくいい雰囲気になりました。

いいことは連鎖して行きます。
プライベートレッスンもいいですが
これがグループレッスンの素敵なところですね。

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