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うまさきせつこ(うまさきせつこ) / ダンスインストラクター

うまさきせつこモダンバレエ研究所

コラム

開脚前屈の際のいらない力

2017年3月8日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

開脚前屈の際のいらない力

充分に開脚前屈から脚を抜くのができるくらい
柔軟なのに、どうしてこんなに力が入っているんだろう?
と思って見せてもらうと

股関節にいらない力のある開脚前屈
推進力で開脚前屈

マットで補助しなくても出来る人なのだが
より負担をかけないでできるように
マットを使ってもらっている。

上の写真では股関節に方向の違う力が入っているので
固まってしまい、痛いので、やや腕立て伏せのような状態で
腰を上げるようにして前に行こうとされている。
痛いし、できた感覚がない。
お尻の位置はもともと下の写真と同じ位置でスタートしている。

下の写真では、股関節の引き込みの方向を修正して
前に行くのではなく引き込むことで、体幹の推進力が押し返してくれるため
脚が無理なく開き、お尻の位置が変わらないで
楽に脚が回っている。
股関節もはっきり折れているが、きつさはない。
上半身も上と比べて、力が抜けている。

この際のいらない力とは、どんな力?

股関節の引き込みの流れがある
方向が合わない

上の写真は股関節を引き込んだ際
前後左右、脚が骨盤の幅に納まるようにして開いている。
痛みがないし、骨盤と脚は分かれ、これが後ろから見たとしたら
きつさがなく、お尻はコッペパンが2つ並んだようになる。

下の写真は脚をより開こうとして
腰を突き上げるようにして、膝は床側に押している。
骨盤と脚は分かれず、曖昧で
お尻だけががっちり固まる。

一番上の写真ではこの力が入っていて
固まる原因になっている。
これを説明して、いらない力を抜いて
股関節の引き込みの方向とどんな流れになるか
感じてもらうと楽にできた。

東京のWSでも、
股関節の引き込みの方向と流れについて
感じてもらえるように説明し
自分でやってみる時には、どんなふうにすると
わかりやすいかお話しして
理解された。

痛いのを無理矢理すると続かず、諦める。
痛くない流れを知って頂きたい。

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