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コラム

肋骨、肩甲骨を楽に整えて流れを作る

2017年1月28日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ワークショップ セミナー

コラムカテゴリ:スクール・習い事

コラムキーワード: O脚 改善

肋骨、肩甲骨を楽にして流れを作る


昨日のWS.
この寒さで、インフルエンザになった方や体調を崩される方が相次ぎ
当日キャンセルで、人数は少なくなったが
雰囲気はとてもよく、私が1人ずつのチェックを行なっている間も
アシスタントさん達のリードで、生徒さんの笑い声が絶えない。
リラックスしてもらわないと体の動きも滑らかになって行かない。

肋骨を楽な状態にする
ほぼ全員が肋骨を押さえつけていたので、
肋骨の中に心地よい流れがありますか
のようにしてもらった。
背中を前に押すわけでもなく、斜め上に押し上げる訳でもない。
不自然な緊張がない状態にしてもらう。
肩甲骨も上がらない。

肋骨が押さえつけられていると背骨は緊張し、肩甲骨は上がってくる。
前肩にもなりやすく首も前傾する。

首の前傾
第一頸椎(耳の後ろ辺り)を少し引いてもらうと視線も上がり
首の前傾が改善し、後頭部は背骨の延長に来る。

肩甲骨を下げると肋骨も自然な位置
肩甲骨が腕の付け根と同じラインになり、
そこから背骨が感じられて、股関節も感じることが出来れば
肋骨も自然に良い位置に納まってくる。
「背中、お腹が最大伸びた感じ」
ここから全身の流れを作っていく。

足裏の踏み方、坐骨との繋がり1
足裏の踏み方、坐骨との繋がり2
これが立った状態になり、体幹が整えられて
足裏が均一に踏まれると、坐骨からつながり
O脚がスッキリ伸びた。
整う前と整えて自覚した状態では
ピッタリパンツでなくてもお尻の変化、足裏の踏み方の違い
脚の伸び方の違いがわかる。

足裏の重心のかけ方で違う脚
タンジュ(脚をさしのべる)などをする時
膝の方向が内向きになると指摘されるという方には
足裏の踏み方で、どれだけ変わるかを感じてもらった。
昨日のコラム反り腰の人は肋骨と流れのつながりも考えてみましょう
の後半でグランプリエからドゥミプリエに戻す時の足の踏み方を説明しているが
小指~踵が浮いていたので
それを意識してもらうと、写真のように右足はしっかり坐骨とつながって
股関節の中から膝、足首、かかとと自分でコントロールできている。
左右で踏み方も繋がり具合も違うが
足裏の長さも違う。

肩甲骨と肋骨を良い位置に背骨も可動
骨盤後傾タイプで、背骨を伸ばすのがきつかった人も
肋骨、肩甲骨のアプローチで、背骨の流れを感じられるようになられた。

自分自身の体の変化は
ほんの小さな位置の認識と意識付けから始まる。
人間の体はもちらん骨格の違いはあっても
骨の位置が10センチ違うよと言うことはない。
ほんのちょっとの違いだが、
この「ほんのちょっと」に気づき、自分自身で意識を変えていくことで
少しずつが時間の経過で大変わりしていく。

人に何とかしてもらうのでなく、自分で変えていく。

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