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うまさきせつこ

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うまさきせつこ(うまさきせつこ) / ダンスインストラクター

うまさきせつこモダンバレエ研究所

コラム

自然な運動が出来る体

2016年6月28日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

自然な運動の出来る体

先日、海外からおいで下さった方とレッスンしていた時

「基本、『生えている方向』を考えるとうまく行きますよ」
と、お話していて思ったことがある。

誰でも、膝小僧の方向や
肘のとがった方向に手足が曲がらないことは知っているが
それはそうしようとすると、てても痛いし、全く行かないからである。

しかし少し捻じれたり、角度が変わったりする時には
それが無理な方向で、少し痛みを感じる場合でも
体は伸びたり、折れたりはするので
とりあえず動く分には、それでいいと思ってしまう。


背骨があって、肋骨は背骨からついている。
肋骨が斜め上に上がれば、背骨は反る。
下を向けば、背骨は丸くたわみ、お腹は縮む。
肩甲骨は上に上がり、肩が盛り上がり
行き場を失った首の方向は前に傾く。
骨盤が後傾すれば、骨盤は脚とひとかたまりになって
腰が前に行き、脚は固くなる。

よく「天井から吊られているように立つ」
と言う指示をされることがあると思うが
そのように立てば、体は自然な方向に伸びるが
実際に天井から吊ることができないから
それと同じ状態を作るために骨の位置を考えて
背骨を上下に引っ張る算段をしている。

例えば前後開脚は言葉通りで
「前後に脚を開く」のであって
体がねじれたまま開くのではないし
ましてや無理矢理、体の重みで床に押し付けるのではない。
股関節を中心から前後に分ける。

これは脚だけを考えたらできるわけではない。
背骨が上下に引っ張られている状態だから
股関節が充分に動くゆとりができて
前後に分けることができる。
お腹が縮んだ状態では難しい。

まず
・楽に寝られる状態
・楽に座れる状態
・楽に立てる状態
を考える。

きつい状態も慣れてしまうと「これが普通の状態」だと慣らされてしまう。
とても緊張している状態なのに、わからなくなってしまう。

2年前の動画なので、今は更に進化しているが
・楽に寝る
体が疲れないように楽に寝たい 
下腹を伸ばし、坐骨を押して背骨を動かす感覚
・楽に座る
椅子に座る時、股関節の意識をもちましょう
流れの方向を意識してスッキリ細く楽に座る
歪みのないシンメトリーな体の意識
・楽に立つ
美しく楽に立つこと2
美しく楽に立つこと
背中の伸ばし方で安定する体幹

この3つについて書いているコラムはたくさんあるので
全ては載せられないが、参考にしていただきたい。

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