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うまさきせつこモダンバレエ研究所

コラム

歪みのないシンメトリーな体の意識

2016年6月10日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

歪みのないシンメトリーな体の意識


骨盤と脚がきっちり分かれた正座
ここまで骨盤と脚がはっきり分かれた状態で、骨盤を立てた正座ができますか?
ただの正座と言っても、ここまで意識できる人は少ない。

「正座がきれいにできたら、しっかり運動できるというものでもないでしょ」
と言う声も聞こえてきそうだが
日頃の生活習慣で行うことを見るだけでも
その人がどれくらいの運動能力をお持ちか、推し量れる。

子供に体育座りをさせてみると、きれいな体育座りが出来る子は
大抵、運動能力が高い。
背骨が伸ばせる、股関節がちゃんと折れる、猫背にならない・・等々
無理なく運動を行なえる状態が自然にできているかどうかがわかる。

この正座はどうやってするか説明して、理解してもらったうえでされたもの。
股関節の引き込み、送り出しを自分の感覚として覚える
の感覚を覚えてもらうために、まずどなたでも感じられる正座の状態から
骨盤と脚を分ける感覚を感じてもらっている。
膝が悪くて正座が出来ない人なら椅子に座ってもできる。
これはほぼ100%に近い割合で、楽に座ってもらうことができる。

背骨を通し、坐骨がかかとより遠くに置けるように座ると
大抵はお腹が伸びた状態で座れる。
上下に伸びた背骨に合わせて肩甲骨の位置も回し下げて
両脇も骨盤もシンメトリーを意識している。

2つあるものは同じ長さ、同じ角度にする。

シンメトリーな長さの体幹で体を倒す
股関節を引き込み、背骨を通した尾骨の角度が変わると
シンメトリーのまま、箱が角度を変えて倒れるように
背骨も脇も無理なく同じように使える。

この感覚を覚えておくと方向変換
も無理がない。
ターンでも脚を上げて向きを変えるのも、投球するのでも走るのでも
相手があって組むことでも、この感覚が生きてくる。

シンメトリーが意識できれば
しなりやひねりが加わっていても
最小限の力で大きな効果を生むことができる。

いきなりやりたい大きな技をするときだけ意識しようとしてもできることではない。
練習時間よりも毎日の生活の方が長いのだ。
そこでできないものは、どれもできない。

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