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コラム
肩を上げずに腕を伸ばす うまさきせつこのボディコントロール
2013年11月15日 公開 / 2014年8月22日更新
肩を上げずに腕を伸ばす
「肩甲骨をあるべき位置に留めて腕を伸ばす」
と言うのは、今までにもいろんなアプローチで紹介しているのですが
自分では肩甲骨の位置を認識して、腕を使っているつもりでも
肘を遠くに引き離して使うことができずに
肩が上がり、それを押し付けて上がらないようにしてしまった結果
肩周りにモリモリ力が入ってしまう人が多いです。
「肘を遠くに離して」と言っても
引っ張るには引っ張るところと引っ張られるところがないと
引き合えないので、一方向にだけ引っ張ることになり
肩が上がってしまうんです。
少し慣れてくると、これを上がらないように押し付けてしまって
肩が筋骨隆々!?
たくましくごつごつして固まった腕になります。
滑らかに腕を使うダンサーの腕から脇を見て下さい。
ほっそりイメージしていた脇は大きく水かきのように広がり
脇から腕のつながりが見えます。
肩甲骨をとどめて使うには、脇を広げ、肩甲骨の下あたりに寄せて
そちらに引く力もありながら、脇から肘を離して引っ張ることが必要です。
それができれば、腕の操作は肩甲骨から使うことができ
滑らかに美しく、無駄な力なしに使うことができます。
「寄せる」と「押し付ける」は違います。
バーにつかまっているので、脇を向ける方向は「下」ですが
立っていれば当然「前」になります。
「前に」向けて「肩甲骨は腰方向に柔らかく引っ張りながら
肘は遠くへ。
手先から動かしているうちは、思うような腕にはなりません。
腕は肩甲骨から。
普段から肩甲骨を動かし、肩甲骨の感覚に慣れていきましょう。
↓「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細はここから
うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール
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