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コラム
動きの幅を広げるために股関節の入れ込み うまさきせつこのボディコントロール
2013年11月13日 公開 / 2014年8月22日更新
動きの幅を広げるために股関節の入れ込み
股関節が固くてきつい人は
腰から脚まで一直線になって
例えばプリエとか、パッセとか
脚を横に引っ張られる時、骨盤ごと持っていかれるように歪んだりしてしまって
とてもバランスが悪かったり、張りが作れなかったりの不具合があったりします。
歪むところまでいかなくても、股関節のところで折れないと
うまくいかない動きがたくさんあるものです。
背骨が床と垂直でない動きでも、
オフバランスでも何でも、体幹から力が送り出されるように
使うには、この股関節の入れ込みが、縦でも横でも
自在にできるに越したことがありません。
この動画のモデルさんは股関節が滑らかに使えていますが
真横の状態で折れにくい人は多いです。
ギシギシ無理矢理やらないで
坐骨と恥骨をななめ後ろに引っ張った状態で、
股関節が詰まってしまうところを逃がしてやると
比較的、動かしやすくなります。
まず股関節が入れ込めるイメージをつかむことが大事なので
真横でできなくても、これで弛めてみましょう。
坐骨から膝の張りの感覚が感じられるようになっていきます。
自分の苦手なところというのは、他の所に比べて、意識も成長が未熟なところなので
しっかり覚えさせようと、ガンガン回数を重ねていっぺんにがんばろうとすると
痛みが出てきたりして、しゅ~んとヘタレます。
体を追及して、よりよく!と思う人は、頑張り屋さんが多いので
徐々にじっくり時間をかけて、を心がけて下さい。
ピンポイントでなく、体全体を整えながら、が大切です。
「股関節が固い」は「股関節が悪い」ではない人の方が多いのです。
体全体のバランスの悪さで、股関節が滑らかに動かせない状態だと
思って下さい。
からまった糸を時間をかけて、じっくりほどいていくように
体全体に思いを馳せながら、整えて行くのです。
気付いたら、「あら?」と思うほど自然に楽になっていきます。
骨をあるべき位置にして、体の力を通せるように常に意識していくことで
筋肉がガチガチに緊張しない、使える体にしていきたいですね。
↓「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細はここから
うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール
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