テレワークで会社が行うメンタルメルス3つの対策
社労士&アンガーマネジメントファシリテーターの三谷です。
今回は、テレワーク化のための業務の棚卸、という話です。
医療や介護、運送、接客、美容業など労働集約型の事業では、
テレワークがなかなか進まない、という話を聞きます。
確かに、実際に人との繋がりや温かさに付加価値がある仕事はテレワークが進まないのは理解できます。
私もなんでもかんでもテレワークということはできないと思いますし、
必要ないと考えています。
そのために私がアドバイスしているのは、
「テレワークできる作業はありませんかね」ということ。
ICTを活用すれば、現状の仕事の中でテレワーク化できる作業は1個や2個でてくるものです。
もし出てこなくてもそれはそれでOKです。
なぜならテレワーク化を考えるときには必ず業務の棚卸をすることになります。
そして、この業務の棚卸が、結果的に従業員や部署での作業の効率化につながってきます。
つまり、効率化を阻んでいる作業やムダに気付くことができるからです。
今までの成功事例が通用しない時代。
働く人も雇う側も常にアップデートしていく必要があります。
最初から「うちの会社はテレワークは無理」ではなく、
「テレワークできる作業はないか」今一度検討してみることをお勧めします。