コラム
アンガーマネジメントは「怒らない」ことではありません
2020年8月15日
社労士&アンガーマネジメントファシリテーターの三谷です。
アンガーマネジメントの研修や講座を行うとき、
必ず最初に質問することがあります。
それは、
「ここ1週間くらいで怒った出来事を覚えていますか」
参加者の皆さんに思い出してもらった上で、
その出来事を隣同士でシェアする時間もとったりします。
そうすると大体の会場では、笑い声が響きます。
「夫がいつまでも寝ているから掃除できなくてイラっとした」
「部下がいつまでも報告してこないから堪えきれなくて・・・」
「ついカッとなって、子どもに・・・」
みなさん怒った出来事を話しているのですが、笑いながら、なんだか楽しそうに話しているのです。
アンガーマネジメントは、怒らないことではありません。
怒ってもいいのです。
ただ、「怒る必要があること」と「怒る必要のないこと」の区別が
自分できちんと付けられるようになることが大切です。
今笑って話せるってことは、
もしかしたらその時怒る必要がなかったのかもしれませんね。
アンガーマネジメントを学び実践することで、
その区別がつけられるようになります。
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