ハーフマラソン走ってきました
今、カフェで仕事をしています。
隣の席で40代でしょうか、女性2人が職場の話をしていました。
自然と会話が聞こえてきます。
「いつ会社辞めるつもり?」
「年金ってどうなるの?」
「パートのままの方が責任なくていいわ」
「給料の割増してくれないかな」
などなど。
労働・年金に関する話題です。
私も会社員時代がありましたので、会社や上司、仕事内容についての
愚痴もいっぱいしていました。
ただ、この女性たちの会話を聞いていると、かなり具体的といいますか、
よく情報をご存知だということにびっくりです。
「パートでも有給5日とれるから言わないと損」
「社員とパートで賃金を同じにしないといけなくなるらしいよ」
「残業したら割増するのが当たり前なのにうちの会社やってないよね」
不正確な理解もありますが、最近の「労働」を巡る情報をキャッチしています。
これに対して、経営側、特に社長がこのあたりを全く理解していない、
あるいは、言い方悪いですが、無視しようとしている状況もあったりします。
「同一労働同一賃金なんてけしからん」と公言している社長もいます。
これからの労務に関するキーワードは、「納得感」だと思っています。
従業員の方々が納得感を得られるような制度設計、
例えば人事評価や賃金体系、福利厚生を整えていく必要があります。
100%全員が納得できるような制度は不可能かもしれません。
ただ、労働環境の変化に目を背けるのではなく、
従業員の納得感を高めるために少しずつでも取り組んでいきましょう。
中長期的にみるとそれが会社の売上アップにつながるのです。