53【不動産投資】FIRE大家FPの動画12分「入居希望者の可否判断」

竹下昌成

竹下昌成

テーマ:賃貸経営実務


53【不動産投資】入居希望者の可否判断 空室はイヤ!でも不良入居者は避けたい

不動産投資をしていると、
避けて通れない問題があります。

「どんな入居者を受け入れるか」

です。

特に、

・高齢者
・外国人
・生活保護受給者
・シングルマザー
・精神疾患のある方

などは、
近年かなり話題になります。

ただ、
現実の賃貸経営では、

「全部断る」
「全部OK」

どちらも極端です。

今回は、
実際のオーナー実務として、

「入居希望者の判断」

について整理してみます。

---

■ 人道と営利の間にある現実

まず前提として、

住まいは生活インフラです。

人道的に考えれば、
社会的弱者と言われる方にも、
住まいは必要です。

一方で、
不動産賃貸業は営利事業でもあります。

オーナー側には、

・家賃滞納
・騒音
・近隣トラブル
・孤独死
・原状回復
・夜逃げ

などのリスクもあります。

つまり、

「人道」

だけでも、

「利益」

だけでも、
判断できません。

ここが現実です。

---

■ 僕の基本スタンス

僕自身は、

「保証会社の審査OKなら基本受ける」

というスタンスです。

ただし、

・物件の場所
・間取り
・築年数
・家賃帯
・管理会社
・近隣状況

などによって、
かなり変わります。

つまり、

「ケースバイケース」

です。

そのため、

あらかじめ
おおまかな基準を持っておく。

これはかなり重要です。

---

■ 学生

学生は、

・卒業で退去しやすい
・騒音
・部屋の汚損

などがあります。

特に学生エリアは、
供給過多になることがあります。

一方で、

・親保証
・家賃遅れが少ない

という強みもあります。

つまり、

「短期前提で回す物件」

なら相性が良いケースがあります。

---

■ シングルマザー

懸念されやすいのは、

・子供の騒音
・早期退去

です。

ただ、
実際には、

かなりしっかり生活されている方も多いです。

そして、

「家賃を落とすと住む場所がなくなる」

という現実もあるため、

家賃支払い優先順位が高いケースもあります。

---

■ 高齢者

最近かなり増えています。

懸念点は、

・孤独死
・相続問題
・タバコ汚損
・性格トラブル

など。

ただし一方で、

「長期安定入居」

という非常に大きなメリットがあります。

特に、
都市部では、

高齢者を完全拒否すると、
今後かなり厳しくなる可能性があります。

---

■ 生活保護受給者

かなり誤解されやすい層です。

もちろん、

・部屋の汚損
・生活習慣
・若年受給者の背景

など、
注意点はあります。

しかし実際には、

・役所直振込
・長期入居

など、
安定しているケースも多いです。

むしろ、

「普通の若い単身者」

のほうが危ないケースもあります。

---

■ 外国人

これは物件や地域によって、
かなり差があります。

懸念点としては、

・契約内容の理解
・騒音
・転貸
・人数増加
・夜逃げ

など。

ただし、

・安定企業勤務
・日本語能力
・管理会社対応

などによって、
かなり変わります。

結局は、

「外国人だから」

ではなく、

「誰が、どう住むか」

です。

---

■ 精神疾患のある方

ここはかなり難しいです。

理由は、

「申込時に分からないケース」

があるからです。

実際には、

・近隣トラブル
・管理会社とのトラブル

につながることがあります。

一方で、

家賃支払い自体は
安定しているケースもあります。

かなり個別性が高い分野です。

---

■ 複数人入居

これも要注意です。

・仲間割れ
・無断同居
・夜逃げ
・契約トラブル

など。

特に、
契約者以外が増えるケースは、
実務上かなりあります。

ただし、

2DKや3DKでは、

「複数人前提」

で家賃アップできるケースもあります。

---

■ 一番大事なのは「戦略」

結局、
大事なのは、

「その物件のターゲットは誰か」

です。

例えば、

・学生街
・高齢化エリア
・外国人エリア
・ファミリーエリア

では、
求められるものが違います。

つまり、

「どんな入居者でもイヤ」

ではなく、

「その物件に合うか」

で考える必要があります。

---

■ 実務では管理会社が重要

そして実際には、

・保証会社
・管理会社
・火災保険
・緊急連絡先

など、
周辺体制も非常に重要です。

特に管理会社は、

「現場感覚」

をかなり持っています。

なので、

管理会社とよく相談して決める。

これは本当に重要です。

---

■ まとめ

不動産投資は、

「空室リスク」



「入居者リスク」

のバランスです。

厳しすぎると空室になります。

ゆるすぎると、
トラブルが増えます。

結局は、

・物件特性
・地域
・家賃帯
・管理体制
・保証内容

などを含め、

「現実としてどうか」

で判断するしかありません。

感情論だけではなく、

「実務」

として整理しておくこと。

これが重要だと思います。

---

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