156【不動産投資】入居者トラブルで裁判した結果 ペットで原状回復84万円 勝訴しても▲44万円!? 動画14分

竹下昌成

竹下昌成

テーマ:不動産投資 回収・調停・裁判




コラム30のリライトです。

今回は、実際にあった入居者トラブルについて、裁判から回収までのリアルをまとめます。

結論から言うと、

「勝てばすべて解決ではない。
ただし、やることでスッキリし、次につながる」

という話です。

■時系列

・2022年12月 退去
・2023年1月 異常発覚
・2023年3月 訴訟申し立て
・2023年10月 判決(勝訴・48万円支払い命令)
・その後 強制執行不調 → 債権回収会社へ
・2025年 債権回収会社破産

原状回復費用は84万円。
最終的な実質負担は▲44万円となりました。

■なぜ▲44万円になったのか

内訳は以下の通りです。

・原状回復費用 84万円
・判決金    48万円(ただし回収困難)
・保証会社   30万円
・保険     5万円
・敷金     10万円

結果として、

「判決で勝っても、回収できなければ損失は残る」

という現実です。

■入居者の状況

・入居期間4年
・高齢で退職後に転居
・住宅ローン差押え歴あり
・交渉拒否

つまり、最初から回収リスクは高い状態でした。

■裁判のリアル

今回の裁判で印象的だったのは、

「原状回復費用について、裁判所はオーナー側に厳しい」

という点です。

・修繕範囲
・金額の妥当性
・写真や証拠の説明

これらを細かく求められ、かなり詰められました。

一方で、

「説明しない側が不利になる」

というのも事実です。

感情ではなく、事実と証拠で整理することが重要です。

■今回の教訓

・裁判は自力でもできる(費用も数万円レベル)
・感情より制度で処理する
・管理会社任せは危険

そして最も重要なのは、

「勝つことと回収は別物」

ということです。

ただし、

やらなければ何も変わらない。
やることで整理され、スッキリし、次の判断につながる。

これは大きな価値です。

■関連コラム

・155【入居者トラブル】素人でも裁判できる?
https://mbp-japan.com/hyogo/fp-takeshita/column/5218780/

・家賃調停の実例(家賃値上げトラブル)
https://mbp-japan.com/hyogo/fp-takeshita/column/5218740/

※裁判・調停はテーマとしてつながっています

■まとめ

オーナーが泣き寝入りする時代ではありません。
ルールと制度を使い、冷静に対処することが重要です。

「勝てば終わり」ではなく、
「どう回収するか」「どう次につなげるか」

ここまで考えてはじめて実務です。

戸建てで原状回復84万円。
最終的に▲44万円の負担。

それでも、

やることで前に進む。

次に活かす。

これが現場のリアルです。

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制度より、現実。数字より、人生。私は「儲かる話」や「正解の答え」を売るFPではありません。失敗しないための判断基準を、一緒につくるFPです。

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