神経の再生にも栄養が必要
皆様こんにちは。
福岡県朝倉市にあるジム
フクラメディカルフィットネスの山下です。
昨日は夕方から雨が降ったり止んだり…
止んだ隙間を見計らってジョギングに出掛けたと思ったらパラパラと
雨が降ってきましたが、そのままジョギングを続け、
大して濡れずに済みました(笑)
本日は、あぶらについて投稿致します。
数年前のコラムで、脂質について投稿してますので
こちらもご覧ください。
脂質について
このコラムでも書いておりますが、
油と脂この2つの違いは
「油」:常温で液体であり、植物性油脂
「脂」:常温で固体であり、動物性油脂
油は、オリーブ油やごま油などがあてはまり、液体で植物から
とった油です。
特徴として、不飽和脂肪酸が多いです。この不飽和というのは、
元素同士の結びつきが二重結合ということを表していて、
この結合は不安定で外れやすい特徴があります。
故に、不飽和脂肪酸は低い温度でも、液体になりやすく、
体内に蓄積されにくく、エネルギーとして消費されやすい特徴もあります。
ただ例外もあります。魚のあぶらは動物性油脂になりますが、常温で
液体になる油で、不飽和脂肪酸です。
近年魚の油には、DHA,EPAが含まれていて血液をサラサラにして
血管系の疾患の予防によいとされています。
脂は、バターやラードなどがあてはまり、どちらも固体です。
動物性油脂の特徴として飽和脂肪酸が多いです。
飽和脂肪酸は、二重結合がなく不飽和脂肪酸に比べ
安定しているので、ちょっとの熱では液体になりにくいのが特徴です。
故に、体内に蓄積されやすく、体脂肪として溜まりやすいのも特徴です。
バターもそうですが、牛肉豚肉そのものにも動物性油脂が含まれていますので、
お肉の摂りすぎは、コレステロール、中性脂肪が増える可能性があるので、
注意が必要です。
ただし例外もあり、健康にいいと話題になっているココナッツオイルは
植物が原料になっているので
植物性油脂ですが、常温では固体なので、脂と呼ばれます。
一般的には、動物性を控え、植物性の油を積極的に摂りましょう!と言われていますが、
動物性にはたんぱく質を豊富に含んでいる食材もあり、
また不飽和脂肪酸は含まれているので、バランスよく摂取するのが良いでしょう!
また植物性にも飽和脂肪酸を含む物があったり、
トランス脂肪酸
を含む物もありますので
注意が必要です。
健康リテラシーを高め、様々な情報に惑わされないようにしましょう!
今週もよろしくお願いします。