運動の効果を得るには、体の構造を知ることが優先!骨盤について①
福岡県甘木にあるジム
生活習慣病予防、改善のための運動施設
フクラメディカルフィットネスです。
本日は、骨の成分と、機能について投稿します。
人体の中には、いくつの骨が存在するかご存じでしょうか?
206個です!
骨は様々な形や大きさがあり、形状の違いや構造により分類されます。
分類について書くと、やや専門的になりますので割愛させていただき、
まずは成分について綴ります。
骨の成分
骨の20~24%は水分で、残りは固形成分です。
その固形成分の1/3は有機成分で、大部分をコラーゲン繊維が占めており、
骨に柔軟性を与えています。
残りの2/3は無機成分で、リン酸カルシウム、炭酸カルシウムを
含み、骨に硬さ(強さ)を与え、これにより骨は柔軟さと硬さを併せ持ちます。
高齢になると、有機成分が少なくなり、弾力性に乏しくなり、骨折しやすくなります。
骨の機能
- 支持:骨組として体を支えます。
- 運動:骨には骨格筋が付着して、骨をテコにして関節を動かします。
- 内臓の保護:頭蓋腔、胸腔、骨盤腔、脊柱管を作り、内臓を収めて保護します。
- カルシウムやリンの貯蔵:体内のほとんどのカルシウムが骨に蓄えられています。カルシウムは、骨の材料となるだけでなく、神経や筋肉への刺激や、血液をかたまらせて出血を止める作用になくてはならないものであり、そのため血中のカルシウム濃度は一定に保たれてます。
- 造血機能:骨髄腔に含まれる骨髄が血球(赤血球、白血球、血小板)を作る。
血中カルシウム濃度が低下すると、骨からカルシウムが放出され、
骨のカルシウムが不足し、スカスカな状態になると
骨粗鬆症になります。
不足しないように、骨に蓄えておくためにも、カルシウムはしっかり摂取しましょうね!