首の痛みで上を向けない時は・・・
背骨を潰さず、伸ばした状態で過ごしましょう!
皆様こんにちは。
鍛える前に整えることをお伝えする運動指導者の
山下純司です。
皆様は日頃、背骨を上下に伸ばした状態で
過ごせてますか?
背骨は全部で24個の椎体が積み重なって
生理湾曲を伴っています。
※画像はプロメテウス解剖学より引用してます。
このように背骨は一つの柱ではないのです。
一般の方々で
腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症
という症状になったことがある方の背骨のイメージは
1本の柱ではないでしょうか?
更に言うと、日頃背骨を潰すような姿勢で
生活をしていた可能性が考えられます。
※プロのスポーツ選手、アスリートの方々は
別の原因でそういった症状が起きます。
画像はプロメテウス解剖学より引用してます。
写真の右は荷重時の椎体の状態
左は非荷重時の椎体板の状態です。
椎体と椎体の間の白い部分が椎間板です。
右の荷重時の椎間板は圧迫されて椎体から
はみ出しそうですよね?
この荷重した状態で腰(腰椎)を曲げる
動きを繰り返すことで、
椎間板の中にある髄核と呼ばれる物が飛び出し
後ろ側にある神経に当たります。
それがヘルニアと言われる症状なんです。
背骨を潰さないように生活するには、
・背骨の正しいイメージをすること!1本の柱ではないです!
・一つ一つの椎体を遠ざけるイメージを持つこと!
今やっていただきたいのですが、
分かりやすく言うと、座った姿勢で
頭のてっぺんを天井に引き上げ、
坐骨は床の方へ遠ざけてみましょう。
どうですか?少しばかり、座高が高くなった気がしませんか(笑)