1日の歩数が18,000歩でした!
皆様こんにちは!朝倉市にある指定運動療法施設フクラメディカルフィットネスのトレーナー、インストラクターの山下純司です。
最近は、高血圧の投稿に特化しております(笑)
高血圧の豆知識その①
高血圧の豆知識その②
今回は高血圧ってどういう状態のことなの?
について、投稿致しますね!高血圧予防の為の運動は次回のお楽しみに!
日本高血圧学会の高血圧の基準は下の表の通りです。
診察室で、最大血圧140mmHg 最小血圧90mmHg
の場合を高血圧と診断されます。
※その時だけ高めに出ることもあるので、繰り返し測定で
正常より高めの場合高血圧症となります。
そもそも血圧とは、
血管の壁に加わる圧力のこと
例えると、血管はホース。血液は水だと思ってください。
水を流した時にホースの内側にかかる圧が
血圧
です。
高血圧とは?
ホースの中をたくさんの水が流れている状態のこと
低血圧とは?
ホースの中をチョロチョロとした水が流れている状態のこと
血圧はなぜ高くなったり、低くなったりするのでしょう?
原因は様々です。
まず、血圧と言うのは、
心拍出量×抹消血管抵抗
によって決まります。
心拍出量=心臓から1分間に押し出される血液の量
抹消血管抵抗=血管にどれだけ血液が流れにくいかということ
※心拍出量は成人で約50ml~80mlです。
先ほどのホースの例で言うと、同じホース(血管)なら、多くの水(血液)を流したほうが、圧(血圧)は高くなります。
これが
心拍出量が多いということ
そして同じ水(血液)の量ならば、太いホース(血管)で流すより、細いホース(血管)で流したほうが、ホース(血管)の圧は高くなります。これが
抹消血管抵抗がたかいということ
動脈硬化などで、血管が細くなったり、硬くなったりすると抹消血管抵抗が大きくなります。
結果水の量(血液)が多く、ホース(血管)が細い人が血圧が高くなりやすいという事になります。
高血圧と塩分の関係
塩分の摂りすぎは、高血圧になりやすいということを聞いたことないでしょうか?下記の図をご覧ください。
ホースの例でお伝えした通りですね!
まだ十分に解明はされていないようですが、
食塩を過剰に摂りすぎると、水を欲することになります。例えば、お寿司は醤油をつけて食べますよね?
よってお寿司を食べた後は喉が渇いた経験はないでしょうか?あれは血液のナトリウムバランス(浸透圧)を調整しようと脳が水分を欲している状態です。
よって水分を摂ることにより、血液量が増えて、より心臓が大きな力で血流を促進する。この状態が高血圧です。
世には塩分の過剰摂取でも、高血圧ではない方もいらっしゃいますが、塩分の摂り過ぎは、腎臓にも負担をかけますので、やはり過剰摂取は控えましょう!
長文になりましたが、何となくご理解いただけたでしょうか?
次回こそ、高血圧を予防するための運動をご紹介したいと思います。
文書内参考文献:厚生労働省eヘルスネット他