今年の賃上げ2.39％（一部上場企業）　／　賃金情報　

2014年4月17日

テーマ：春闘

コラムカテゴリ：ビジネス

　経団連が、労使で妥結した賃上げの第一回集計によりますと、2.39％（昨年1.88％）で15年ぶりに
2％を超えました。額も7,697円と7,000円を超えるのは16年ぶりです。
https://www.keidanren.or.jp/policy/2014/036.pdf
　調査対象は、従業員数500人以上の1部上場企業ですから、中小企業におかれましては、こんな数字
出せる訳ない、と言ったところかも知れません。
　消費税が上がり、景気の先行きが不透明な中で、賃上げを先行させることへの不安が中小にはどうし
てもぬぐえません。しかし、14年度の政府見通し物価上昇率が3.2％となっており、従業員のモチベー
ションを保つためにも、例年よりは、賃上げを多くする必要はありそうです。

　

この記事を書いたプロ

労務管理（給与計算含む）と人事・賃金体系整備に精通した社労士

影山正伸（影山社会保険労務士事務所）

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