過去最高の「ベア」相次ぐ : 春闘
13日、企業の一斉回答があり、組合が要求している年間一時金(賞与)の満額回答が自動車大手を中心に相次ぎました。定昇(定期昇給)も維持し、一時金合わせての賃上げ率は、安倍政権が物価目標にしている2%を超える見通しです。
しかし、中小企業ではまだまだ厳しい経営が続いているところが多く、大手ほど賃上げが広がらないのではないか、また、恒久的に賃金が上がるベア(ベースアップ)には、大手企業も慎重で、これが来年度から実施されるようにならなければ、本格的な賃金デフレからの脱却に繋がらないのではないでしょうか。



