今年後半から来年以降、新規採用者の個人番号(マイナンバー)の対応について
国民1人1人に番号を振り、税や社会保険を一元管理するマイナンバー法を閣議決定しました。政府は、今国会の成立を目指し、運用は2016年より行いたいとのことです。これが通ると、基礎年金番号、雇用保険被保険者番号、納税番号等が1人1つの番号になります。年金の漏れ、なども防がれ行政の効率化も図られます。ただし、国が広範な個人情報を把握することから、プライバシーの保護やサイバー攻撃などによる情報流出、それによる悪用が懸念されるところでもあります。
社会保険労務士の立場から今までの年金行政などを見ていると、給付漏れ、通知漏れ、などが多数発生しており、マイナンバーによる一元管理をしていくことはやむを得ないのではないか、と思います。