厚生年金基金廃止で一致、厚労専門委 / 千葉県市川市 社会保険労務士
厚生労働省は、平成23年度の年金支給額は前年より1.1兆円増えて、52.2兆円になったと発表しました。団塊の世代が年金受給者になったことが大きな要因です。また、国民年金の保険料納付率が平成23年度、
58.64%ととなり、過去最低を記録したそうです。
納付率が6割を切ってしまいました。受給者は増えているのに、滞納している人は増えている、このような状況を打開するためにも、次期政権には、税と社会保障の一体改革を推進してもらいたいところでです。国民年金の保険料を滞納している方が、やがては年を取ったときに年金をもらえない場合、結局「生活保護」を受給することになり税金が使われます。現在、国民年金だけで老齢基礎年金の満額は約月65,000円ですが、生活保護だと住んでいる場所にもよりますが月90,000円です。保険料をまじめに払って来た方がばからしくなってしまわぬよう、一体改革は待ったなしです。