今更聞けない、基本中の基本!プレスリルースって、どうやるの

松本尚典

松本尚典


1.プレスリルースって、何ぞや?


日本には、多くのメディアがあります。

新聞、雑誌、テレビー(NHKから、民放、BS局まで、様々)から、オウンドメディアまで。

これらのメディアは、当然、刻々と放映・発信する番組や記事を作っており、そのネタを探し続けています。

これらの記事や番組を支える広告・CMを企業が提供することを広告と言います。

他方で、これらの記事や番組にとりあげて放映をしてもらう活動が、広報です。

企業が、コマーシャルではなく、番組や記事としてメディアに取り上げてもらうための活動を、プレスリリースと言います。

2.プレスリリースの基本


勿論、メディアが企業に対して取材を申し入れ、これを企業が受け入れて番組や記事が成り立つことはあります。

しかし、これを待っているのではなく、企業が積極的にメディアに対して企業情報を届け、メディアの取材を促す活動が、プレスリリースの基本です。

これを担う専門部署として、大企業では、広報部門が活動している場合もあります。

では、中小企業のように、プレスリリースの経験や実績のある広報の専門のスタッフのいない会社が広報活動を行うには、どうしたらよいでしょうか?

方法1 PR会社を使う


この方法の一つに、PR会社に依頼する方法があります。

PR会社は、特別かつ独自のメディアへのルートを持っていて、クライアントの企業情報を、そのルートでメディアに売り込み、成功報酬で番組放映を実現してくれます。

コストはかかりますが、的確に、メディアに企業情報を売り込んでくれるのがPR会社です。

方法2 独自のプレスリリース


一方、PR会社を使うコストを節約し、自前でメディアに自社の情報を売り込む方法もあります。

自社の製品やサービスなどの新しい情報を、メディアに伝えるための会社の公式文書を作り、これをメディア宛に発信する方法が一般的です。

但し、この方法には、いくつかの落とし穴があります。
それを注意して、進めないといけません。

《 落とし穴1 》 どこに発信するか?


メディアには、それぞれの個性があります。

したがって、どこのメディアに自社の情報を届けたら、有効な情報の発信源になってもらえるか?
これを見誤ると、目的と違う発信になってしまいます。

メディアの世界には、情報流通構造と業界で呼ばれる情報の流れの基本構造があります。

この情報流通構造を理解し、その「川上」のメディアに情報を流すノウハウも必要なのです。

また、一つのメディアでも、たくさんの部門がある。そのどこの部門に発信するか?
これを見誤ると、発信した文書が、そのままごみ箱行きとなってしまい、まったく効果がでません。

《 落とし穴2 》 大量なメディアリリース


メディアリリースの受け皿になるメディアの記者のもとには、一日平均で300近くのメディアリリース情報が届けられています。

そのため、そのほとんどは、多忙な記者の目に触れずにごみ箱行きとなってしまいます。

どう記者の興味を引き、記者に読んでもらうか?
この点に相当な工夫が必要です。

《 落とし穴3 》 メディア視線でのプレスリリース


メディアが注目するニュースは、

意外性
独創性
独自性
社会性
ストーリー性

この5つの視点から見て、その要件を満たしている記事であることが必要です。


自分の企業の視点ではなく、メディア視点に立った情報の発信をしないと、メディアへの有効なリリースには繋がらりません。

このような点を注意すれば、広報部門のない中小企業でも、広報活動は十分可能です。

是非、広報に取り組んで、自分のビジネスを、PRしてみてください。

尚、URVグローバルグループには、マーケティング支援事業の中に、企業のプレスリリースを支援する専門プロジェクトチームがあります。

クライアントを広報で成功させて、広告よりも安価に、大きな売り上げを出した実績がたくさんありますので、ご興味がある方は、僕に、メールでご一報ください。

まずは、無料でご相談に乗らせていただきます。

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