夏の終わりの暑さを癒してくれる碧色した田螺のようにかわいい春のお茶
残暑お見舞い申し上げます。
立秋とは名ばかりで暑い日が続いています。
いかがおすごしでしょうか。
教室で扱っている茶葉のほとんどを中国で選んでおりますが、
今年は渡航できないので新茶の緑茶を手にいれるのはどうしたらよいかと
考えていた春先、日本にある中国茶専門店「オーガニックプーアール」さんに
お声がけいただきました。
雲南省、四川省のお茶を主にお取り扱いのお店です。
四川省の緑茶「蒙頂甘露」と黄茶「蒙頂黄芽」を購入させていただきました。
緑茶「蒙頂甘露」を淹れてみると
香気は高く爽やかで、
滋味は濃厚で甘露のよう。
まさにこのお茶はこの清らかさの中の
上品な甘さに特徴があります…
黄に微かな碧を帯びた澄んだ水色…
柔らかい産毛に覆われた小さな芽は、
どのように摘んだのでしょう。
芽の先の繊細な一芽一葉。
美しい外形は整い揃っています。
目の前にある可愛らしい芽をのんびり
眺めます…
今年もいただけることに感謝。
残暑厳しき折、緑茶の清々しさで暑気払いはいかがでしょう。