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磯部優子

お茶を通してくらしを豊かにし人の縁を結ぶ中国茶講師

磯部優子(いそべゆうこ) / 中国茶紅茶教室講師

香茶苑

コラム

茶のアクをとる

2021年2月4日

テーマ:中国茶 のみ方 暖まる 暮らし 季節

コラムカテゴリ:趣味

コラムキーワード: 中国茶マインドフルネスリラクゼーション

立春を迎えましたね。

暦の上では春となりましたが、まだまだ寒い日が続いています。

寒い時にはほっこりと温まるお茶。
広東省の烏龍茶 単叢や
福建省の烏龍茶 岩茶をいただくことをおすすめです。

そして、単叢や岩茶は一部をのぞいて水仙種という
品種の茶葉でアクが多くでます。

高い温度で淹れると香りやお味がよりひきだされますので、
茶壺を使うことが多いです。

茶壺は、中国茶の茶器のひとつ。
茶色のものが多く見られます。

茶壺で茶を淹れるときのアクの取り方を紹介させていただきます。


単叢茶壺

茶壺に湯を入れて温め、湯を空けたあと、茶葉を入れます。
もう一度、茶壺の口のあたりまで湯を注ぎますと
写真のようにアクが上がってきます。

蓋を茶壺の口に滑らせながら閉めるとアクが自然と外に流れます。

蓋碗の場合は、蓋ですくうようにして、
蓋ですくいましたアクを湯で流します。

茶壺でお茶を淹れる時がございましたら、
是非、試してみてくださいませ。



駒沢公園にまいりましたらかわいらしく梅の花が微笑んでいました…

この記事を書いたプロ

磯部優子

お茶を通してくらしを豊かにし人の縁を結ぶ中国茶講師

磯部優子(香茶苑)

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