「負の感情」にも居場所を!

室岡宏

室岡宏

テーマ:心のゴムを緩めるには?



皆さんに質問します。
 ・あなたは、負の感情が湧き出てきた瞬間に、
  「また出たよ!」「引っ込んでろ!」と
  その存在を全否定していませんか?

 ・あなたは、負の感情を厄介者扱いして、
  無意識に心の奥深くの暗い部屋に閉じ込めて
  おこうとしていませんか?

 ・あなたは、負の感情なんかなくなれば
  いいのに、と考えて排除する方法をいつも
  探しているのではありませんか?

これ、誰にでも覚えがあることではないでしょうか?



ここでちょっと視点を変えて、
「負の感情」の立場になって考えてみましょう。

 ・負の感情は自分の言い分をまったく聞いて
  もらえません。
  さて、どう思っているでしょうか?

 ・なのにいつも「全否定」されてしまいます。
  どう感じているでしょうか?

 ・負の感情は常に暗い部屋に押し込められ
  ています。
  そこが自分の居場所だと納得していると
  思いますか?

 

実は「負の感情」も、
その存在を認めてもらいたいのでは
ないでしょうか。

実は「負の感情」も、
安心できる「居場所」が欲しいと思っている
のではないでしょうか。



だから「負の感情」は、
「俺の存在を認めてくれ!」
「ちゃんと見てくれ!」と必死に訴え、
「俺の居場所はここじゃない!」
「ここから出してくれ!」、
と暴れているのではないでしょうか。



もしそうだとすれば、
「負の感情」を消し去ろうとすることは
本当に『正しい』対応方法なのでしょうか?


「負の感情」を否定するのではなく、
その存在自体をきちんと認めてあげ、
「負の感情」にもちゃんと「居場所」を
作ってあげること、

それが実は本当に必要なことなのでは
ないでしょうか。


それはつまり、
きちんと弱音を吐くことによって
「負の感情」を身体の外に出してあげ、
その存在をきちんと認められるように
なること。



次々湧いてくる不安・不満・嫉妬、
それらもすべてあなたを構成する
「大切な一部分」です!


負の感情を否定することなく、
また評価することもなく、
負の感情の存在をそのまま認める練習
をして、
負の感情にも安心できる「居場所」を
提供してあげましょう。




【AI小説】負の感情にも居場所を!



「受け身」 /  相田みつを さん(紹介)
周りの人を見てこんな風に感じることはありませんか?
どうしたら「楽」に生きられるようになるのでしょうか?
どうすれば自分の負けを認められるようになるのでしょうか?
誰もが身につけている「この価値観」が疲労の原因ではないでしょ
毎日、「演技」をしているのではありませんか?
「人と比べないようにする」、 そんなことできますか?
人と比べないようにするのではなく、 きちんと人と比べましょう
潔く自分の負けを認められるようになるためには 「練習」が必要
ぜひご自分に合う練習方法を見つけていただきたいです!

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室岡宏
専門家

室岡宏(社会保険労務士)

社会保険労務士事務所スローダウン

従業員を疲弊させ、職場の活力を奪い、人材喪失を招くカスタマー・ハラスメント。効果的な対策が見つからないこのカスタマー・ハラスメントに対し、疲弊を防ぎ企業の発展につなげる総合支援を行います!

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