どうしたら「楽」に生きられるようになるのでしょうか?

室岡宏

室岡宏

テーマ:心のゴムを緩めるには?



「もっと強くなれたら楽に生きられるのに」
「価値観を変えればストレスから解放されるはず」

こんなふうに考えたことはありませんか?


でも、
実は本当に「楽」に生きるために必要なのは、
強さや価値観の変化ではないのです。


本当に必要なのは、
「自分の負けを認める力」

楽に生きる秘訣は、
「競争の関係から降りられるようになること」


そして、そのためには
自分の負けや弱さを認めるための「練習」
が必要なのです。



負けることが悪いのではありません。

長い人生の中では、誰しも、
勝つ時もあれば、負ける時もあります。
つまり、誰でも、
負ける時は必ずある、ということです。


でも、
我々は小さい時からずっと、
「勝つための練習」「強くなるための練習」
しか したことがない。

「負け方の練習」をしたことがないから、
うまく負けることができない。

負け方が下手だから、
負けた時に痛い!
うまく負けることができないから、
立ち上がることができなくなってしまう。



だから、
相田みつをさんは「受け身」の中で、
負け方の練習をすることが、
人生においていかに大切なことであるか、
ということを詳しく説かれているの
ではないでしょうか。



<相田みつをさんの「受け身」より抜粋>

  柔道の基本は受身
  受身とは投げ飛ばされる練習
  人の前で叩きつけられる練習
  人の前でころぶ練習
  人の前で負ける練習です
       ~
  柔道の基本では
  カッコよく勝つことを教えない
  素直にころぶことを教える 
  いさぎよく負けることを教える

  長い人生には
  カッコよく勝つことよりも
  ぶざまに負けたり
  だらしなく恥をさらすことのほうが 
  はるかに多いからです。

  だから柔道では始めに負け方を教える
  しかも、
  本腰を入れて負けることを教える

  その代り
  ころんでもすぐ起き上がる 
  負けてもすぐ立ち直る
  それが受身の極意
       ~
  早くから勝つことを覚えるな
  負けることをうんと学べ 
  恥をさらすことにうまくなれ




どうすれば自分の負けを認められるようになるのでしょうか?


「受け身」 /  相田みつを さん(紹介)
周りの人を見てこんな風に感じることはありませんか?
どうすれば自分の負けを認められるようになるのでしょうか?
誰もが身につけている「この価値観」が疲労の原因ではないでしょ
毎日、「演技」をしているのではありませんか?
「人と比べないようにする」、 そんなことできますか?
人と比べないようにするのではなく、 きちんと人と比べましょう
潔く自分の負けを認められるようになるためには 「練習」が必要
ぜひご自分に合う練習方法を見つけていただきたいです!
「負の感情」にも居場所を!

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

室岡宏
専門家

室岡宏(社会保険労務士)

社会保険労務士事務所スローダウン

従業員を疲弊させ、職場の活力を奪い、人材喪失を招くカスタマー・ハラスメント。効果的な対策が見つからないこのカスタマー・ハラスメントに対し、疲弊を防ぎ企業の発展につなげる総合支援を行います!

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

「心のストレッチ研修」で人材を定着させる社会保険労務士

室岡宏プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼