【体幹トレーニングの新説】体幹は固めない!背骨をしなやかに動かせるようにすれば、パフォーマンスは上がる!
今回は、トレーニングにおけるカラダの動かし方についてのお話です。
素早い動きも、トレーニングで鍛えよう!
私は、個人的にスキーのモーグルという種目を今もやっています。
高速で凸凹の斜面を滑り降りるやつです。
膝位の深さのコブを乗り越えるのに、
脚を股関節から大きく屈伸します。
この時脚は、脱力と入力の自動運動を繰り返しています。
脚が大きく曲がっている時に、特に力は抜けています。
体に力が入っていると、速い動きが出来なくなり、
すぐにコブに飛ばされてしまいます!
歩く時、走る時も基本的に無意識に脚が交互に動いています。
コブを滑る時と同じく、
脱力と入力が交互に繰りかえされるのが理想と考えています。
こういう運動を促すために、
素早い運動を年齢問わず取り入れる必要はあるのではないかと考えています。
実際私はシニアの方にも
軽いジャンプ(または背伸び)⇔脱力してしゃがむ
のようなエクササイズをよくやってもらいます。
歳をとるとそういう動きはリスクが高いからという理由からか、
スロトレのようなゆっくりとしたエクササイズを推奨する方もいますが、
歳をとると素早い動きが特に出来なくなっていきますから、
積極的にやらなければいけないのは、速い動きの方だと思います。
エクササイズ紹介しています。
力みやすい人は、脱力して動く練習をしよう!
体がうまく動かせない人や、コリなどに悩まされている人は、
筋肉が過緊張し、上手く動かなくなっている部位が
必ずあります。
そういう場合、筋肉に力を入れて鍛えるより、
力を抜いてゆっくりリラックスさせるように
「動かせるようにする」べきな人の方が多いのです。
体も部分的にどこの筋肉を鍛えるという事では無く、
どう体を移動させるかをイメージして、
日常や行っているスポーツに近いスピードで
全身を使ったトレーニングをするのがいいのではと思います。