ローコストなエコの家の7年後
無垢材を多用する方法
木造の家は木で出来ています。ですので今さら自然素材にこだわる事もないのですが、今の家は木で出来た建物をわざわざ新建材で囲ってしまっているのが現状です。防腐剤入りの合板とか化学製品で構成されてるビニルクロス等です。
お金を掛けずに自然素材を多用したいのであれば、その新建材を剥がしてしまう事です。上棟直後の建物は自然素材で溢れています。それをそのまま仕上げとして使えば良いのです。
写真は吹き抜けから天井を見たものですが、実は天井に見えているのは屋根裏です。天井を貼らずに屋根の裏側がそのまま見えているのです。天井は何の為にあるのかと云いますと、室内温度の調整の為にあるのです。
太陽光に直接晒される屋根面は太陽熱の影響を費用に受けやすく、天井が無いと輻射熱がそのまま部屋の中に侵入してしまうのです。その為真夏はサウナ風呂の様になり、真冬は外気温と変わらないくらい下がってしまいます。
それではこの家は暑いのかと云うと、暑くはありません。
天井裏を断熱層にするのではなく、屋根面に外張り断熱を施しているのです。普通の家よりも屋根面にお金が掛かりますが、天井を造りませんので差額ゼロか若干割安になります。
お金を掛けずに板張りの天井が出来て、天井も高いですから解放感のある、自然素材に溢れた快適な部屋が生まれます。
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