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福味健治

建築主の思いを形にする注文住宅の専門家

福味健治(ふくみけんじ) / 一級建築士

岡田一級建築士事務所

コラム

地域型住宅の助成金は何故利用が難しいのか

2018年1月10日

テーマ:【賢い家造り】

コラムカテゴリ:住宅・建物

何故助成金を受けられないのか

今年も6~7月頃に地域型住宅グリーン化事業の事業者申し込みが始まります。
大体採択されるのが9月前後ですので、それ以降に着工する建物が助成金を受けられる対象となります。ですのでまだ先のことだから夏以降に業者選定を行えば良いと考え勝ちですが、それこそが助成金を受けられない理由なのです。

もう既に地域型住宅の助成金申請の動きが始まっている

建築業者が地域型住宅グリーン化事業の募集に応じる際に、見込み客が何人程いるのか問われます。つまり今の段階で年内に新築を考えていると意思表示しなければ、見込み客にもなれないのです。工務店が仮に5組の見込み客を持っていたとして、事務局の方から割り当てられる助成金は1~2組分しか割り当てられません。つまりその段階で良くて2/5の確率しかないのです。夏以降突然地域型住宅の助成金を受けたいと相談されてもその時点では、既に意思表示されている見込み客の方を優先的に考える為、土俵にも上がれない状態となるのです。

今から意思表示を

今年も100万円前後の助成金が交付されることになると思いますが、当たらないからと初めから諦める金額ではないと思います。今年新築をお考えであれば、今から意思表示を行う事をお勧めします。私にご相談頂ければ取りまとめて事業者申し込みの際の見込み客として取り扱いいたします。

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