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コラム
来年は建設物価の高騰が予想されます。
2017年12月30日
今年も押し詰まり、大晦日を残すのみとなりました。
皆さまはどの様な一年でしたか?
今年は、木造耐火建築物の有料老人ホームや保育園、マンションと云った特殊建築物の設計が仕事の殆どを占め、住宅設計は数棟しかこなせませんでした。例年であれば、申請業務のみも含めれば十数棟こなすのですが、特殊建築物に手を取られた関係で、インターネット上での露出も減ってしまいました。
特殊建築物の設計依頼の増加は過去の例から判断しますと、景気の回復を示唆しています。
来年以降東京オリンピックまで建設需要は増大していくでしょう。景気が拡大して行くという事は供給よりも需要が増加している状態ですので、資材や職人の確保が低価格での入手が難しくなる事を示しています。その兆候は今年からも出始め鉄骨やコンクリートは昨年の2~3割高となっています。
これは、2020年まで拡大すると思いますので、新築や増改築を検討されている方は、出来るだけ早く行動に移すか2020年以降まで時期を遅らすかなのですが、2020年以降は景気の後退も予想されるのです。人の心理として景気が後退すると余計な出費は抑えたくなるもので、そうなると千載一遇のチャンスは来年と言う事になります。
建築をご検討の方は素早く行動に移される事をお勧めします。
どうぞ良いお年をお迎えください。
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