グルーミングルームのある間取り
弁護士に頼らず裁判が出来ますか?
裁判をする時は弁護士を代理人に立てるのが当たり前です。
家造りの時に何故、建築士を代理人にしないのですか?
工事が始まる前に、設計図書を見せられて、承認するよう捺印を要求されます。
設計図書で、その家の良し悪しが80%決まってしまいます。
貴方に、住宅の性能をジャッジする能力がありますか?
建築トラブルでビルダーの常套句「設計図通りです!」
思っていたのと違う仕上がりで、「こんなの頼んでいない」と文句を言うと、返って来る答えの常套句が「設計図通りです!」です。
つまり、工事が始まる前に設計図書に捺印した、建築主の責任だと言っているのです。
設計図を承認するよう捺印を迫られた時、そこまで詳細に設計図書を熟読出来ましたか?
設計と施工を一緒に依頼するのがそもそもの間違い
設計事務所は、建築主の代理人です。建築主のこだわりを熟知し、確実に現場に反映させるのが仕事です。
しかし、建築工事では、現場をチェックする人が設計者と現場監督の二人が存在します。
設計事務所と、現場監督さんの仕事って一般の人から見ると違いが分かりませんよね。
その為、設計事務所を利用するなんてもったいないし、無駄だと思われているのです。
この考えが、住宅紛争の根源です。
住宅の場合、当たり前の様に設計と工事を一緒に頼みますが、大きな建物や公共建築物は、建築主は設計は設計事務所に頼み、工事はゼネコンに頼むのが当たり前です。
住宅の場合、規模は小さいですが、快適性・安全性・省エネ性・経済性等々大きな建物以上に専門性が問われているのです。
設計図が重要になって来ているのに、設計事務所に頼むのは無駄だと考えて良いのでしょうか。
家造りは自分の代理人を立てるところから始める
設計事務所の仕事は、建築主の代理人として、建築主の要望を工務店に伝え、建築主の要望が現場に反映されているかチェックし、手抜き工事が無いか確認するのが仕事です。
建物の、安心・安全・快適・経済的性能を左右しているのは、設計事務所です。ビルダーではありません。ビルダーは設計図通りに建物を建てていくのが仕事です。
家造りに失敗する人は、誰に頼むかを間違えている
ヤフー知恵袋を見ていますと、住宅紛争の殆どが、ハウスメーカーや工務店と、建築主の紛争です。
「云った。云わない。」の話しから、出来上がりに対する不満、構造的な不安、性能的な疑問等々です。
何も分からない建築主が、百選錬磨のプロに対して感情のみで、戦いを挑んでいます。
これってスマートじゃないですよね。
工事のチェックは専門家でないと不可能です
設計事務所は、建築主側に立って建物を監理し、監督さんは工務店側に立って建物を管理しているのです。
設計事務所がいなければ、建築途上でふと疑問に思ったり、不安に感じたりしたことがあれば、監督さんに尋ねる事になりますよね?
貴方の利益を守ろうとするのではなく、工務店の利益を守ろうとする監督さんの説明を聞いて、その正当性をジャッジする能力が貴方にありますか?
世の中の殆どの人が家造りを間違えている、と云った根拠はここにあります。
●私は、貴方の思いを忠実に反映した、設計図書を作成します。
●私は、木造の住宅でも許容応力度計算を行い、耐震性能の向上に努め、南海大地震に備えます。
●私は、住宅性能表示制度を利用して、建物の省エネ性能を最高等級取得を目指します。
●私は、過去40年間で、400棟以上の設計実績を活かし、予算に応じた貴方に最適な家を提供します。
あとで後悔しない為に、家造りは設計事務所に依頼しましょう。
はじめまして^^市井の建築家、福味 健治 です。
これから動画配信も行って参ります。
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阪神大震災の手記↓
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コラムには大きなテーマがありまして、テーマごとに関連コラムを読めるようになっています。
テーマは、
●【カフェテラス】
●【免震構造住宅・地震対策】
●【ローコスト住宅】
●【エコ住宅】
●【賢い家造り】
●【早耳情報!】
●【60代の家造り】
●【JHLの活動情報】
となっています。今後もテーマは増やして行く予定です。
コラムを作成した日時順に読んでも、ただの散文にしかなっていませんが、テーマごとに読んで頂くとストーリー性がお判り頂けると思います。
右欄の【テーマ一覧】をクリックしますと、テーマを限定してご覧頂く事が出来ます。
●【カフェテラス】建築以外の日々の出来事を書いています。私に興味のある方は、カフェテラスで雑誌でも読む感覚でご覧下さい。ご覧になってとんでもないビジネスアイデアが生まれるかもです。
●【免震構造住宅・地震対策】
地震が活動期に入った今、建築基準法だけでは人命は守れても建物の健全性は担保出来ません。揺れに耐える家から、揺れない家を目指すべきです。
●【ローコスト住宅】家はネームバリューや、ビルダーの大きさで選ぶものではありません。ご自分のライフスタイルを正確に表現できる家を選ぶものです。言い換えればご自分に合っていれば安い程お徳感が生まれるのではないでしょうか。
●【エコ住宅】21世紀のキーワードはエコです。エコノミーなエコロジー住宅を提案しています。
●【賢い家造り】これまでのジャンルに当てはまらないけど、マイホームのためのお役立ち情報を公開しています。
●【早耳情報!】独自のルートで入手した情報をいち早く皆様にお届けします。為になる話し、得する話し、先手を打つこと成功出来る話等々満載です。
●【60代の家造り】人生はこれからです。これからの人生を最も自分らしく生きるために、家にこだわりましょう。その気になればリフォームだけではなく、新築も可能です。それもお金を掛けずに実現する事も出来ます。
●【JHLの活動情報】特定非営利活動法人「日本住宅再生研究所」(JHL)のイベント・見学会・勉強会等の活動のお知らせを行います。