耐震等級と云う言葉が一人歩きしています。

福味健治

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テーマ:【賢い家造り】

耐震等級と云う言葉が一人歩きしまいます。

一般の方にも耐震等級と云う言葉は普及して来ました。ここで少しおさらいをしますと、建築基準法で定められた強度を有する建物が耐震等級1.同法の1.25倍の強度を持つ建物が耐震等級2.同法1.5倍の強度を持つものが耐震等級3です。系数倍ですので等級4とか5も規定出来るのですが、それほど強度を高めると窓が小さくなるとか他の部分に影響が出ますので、法的には定められていません。
また耐震等級は建設住宅性能評価書を取得していなければ、耐震等級を証明できません。

最近、分譲住宅等で耐震等級を謳っているチラシ等を見かけますが、中には住宅性能評価書を取得していなくても上記の性能を有しているとして、勝手に耐震等級を謳っているものもあるようです。
耐震等級は自社判断で、証明出来るものではなく第三者の評価機関から、建設住宅性能評価書を取得して初めて証明されるものです。

住宅を購入する場合、耐震等級の説明を受けても、しっかりと評価書で確認を行いましょう。

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福味健治
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福味健治(一級建築士)

岡田一級建築士事務所

どうして良いか判らない貴方の為に、私はここにいます。まずは、お友達になりましょう。そして悩みや夢を語り合いましょう。理想の家造りはそこから始まります。私は友達を裏切りません。無料相談大歓迎。コラム必見

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