秀光ビルドが工事の「見える化」を宣言しました
私のホームページで最も人気があるのが間取りを掲載した「間取り集」です。
http://www.jin.ne.jp/oado/library.html
でも、絶対に読まれた方の参考にはなりません。万人受けする間取りは作っていない間取り集です。
間取りは、人の顔と同じようにそれぞれが全く違っていて当然なのです。マンションの様に一階から十階まで全く同じ間取りという方がむしろ異常です。
考えどころですが、一生を掛けて返済するくらいの大金を投入するのに、既製の間取りで我慢する事に抵抗はありませんか?また好みに似た間取りを少し改造して間取りを造ると言うのも、プランニングの初期には良いかも知れませんが、その延長線上に理想の間取りはありません。
理想の間取りは敷地条件とその家族のライフスタイルを掛け算した分だけあります。家造りを思い立ってパラパラと間取り例を探し始めても、理想の間取りが見つかるものではありません。家が好きで、買う気がなくても住宅のチラシをよく見ている人であれば、自分に合う理想の間取りが、滅多に無い事はよくお分かり頂けるかと思います。そこに敷地間口や奥行き方向、建築規制等の制約が重なるのです。
家造りの第一歩は家族の希望する家を箇条書きしてまとめることから始めます。最初から間取りを探すのは既製服に無理やり体を合わせるのに似ています。服だと気に入らなければ人に譲ったり、新しいのを買えば済みますが、家は大金を掛けますのでそうはいきません。
条件を整理して、専門家に相談するところから家造りは始まります。