ローコストなエコの家の7年後
壁に向かうI型キッチンの設計を最近行いました。古くからある配列で、狭い空間を有効に利用出来る点では他の配列よりも優れています。I型キッチンでも以前と変わってきているのは、カップボード・冷蔵庫・炊飯家電等の置き場所です。キッチンそのものはリビングやダイニングから見えても、付随するそれらのものを、家事室やパントリー等に収納しているのです。
キッチンを一つの家具として捉えると、I型キッチンも新しい視点で捉え直す事が出来ます。付随するゴチャゴチャが、キッチンに潤いのない作業する場のイメージを与えていたのでしょう。
リビングからキッチンしか見えない空間は、居心地がよくキッチンに立つ事も作業ではなく趣味の一環として料理を作っている気分にしてくれるみたいです。
最近のキッチンはスタイリッシュですので、思い切った配色も気分を変えてくれるでしょう。以前のキッチンに比べ、掃除のし易さは格段に向上しています。調理設備と考える発想は止めて調度品を置く様な感覚でキッチンレイアウトを見直してみませんか。