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コラム
新しそうで実は古いのが「間取り」
2013年2月15日
間取りと云うのは、あまり大きく変化しません。しないと言うより出来ないのです。
その人にしてみれば、一生の買い物ですから、失敗はしたくありません。大金をつぎ込むのに大きな冒険は出来ないので、必然的に保守的な間取りが大勢を占めます。
中小の工務店さんも大手のハウスメーカーもそれは同じで、前例に習った提案をしてきます。つまり誰にでも住める家だけど、住まう人、その人に特化した家になっていないのです。
マイホームと云うのはパーソナルなものです。極論すれば、他人が見て住みよいと感じるのはどうでも良いのです。自分さえ(自分の家族さえ)住みよ良ければそれが最も住みよい家なのです。
では特化させるにはどうすれば良いのか。
日々の生活で不満に思っている事を羅列するだけでも、理想の間取りが見えてきます。普段何気なく行っている行動も、家族の誰かに迷惑をかけている行動ってありませんか?不便と思いつつも仕方なく行っている作業ってありませんか?日々の生活の自分や家族の行動を観察するだけでも、理想の間取りに近づいて行きます。
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