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コラム
設計トラブルを防ぐ手段
2012年8月2日
設計図書は、建築主の希望を、建築業者が理解出来る様に専門用語や記号に置き換えて表したものです。設計図書に建築主の意図が込められていなければ意味の無いものになってしまいます。
設計図書のトラブルで最も多いのが、建築主の希望が反映されていないと云うものです。Yahoo知恵袋等の住宅相談を見ていますと、良くこの手のトラブル相談が寄せられています。
希望を云ったのに、忘れられている、無視されている等々、異口同音のお悩みが綴られています。
これは、議事録を残すことによって簡単に解決できる問題です。
最近はメールが発達していますので、メールに記録すれば、建築主・設計者が読み返す事が出来ます。メールには日時順・送信者順・件名順に並べ替えが出来ますので、同一者のメールを時系列で読み返すのに非常に優れています。
送信・受信の管理が面倒であれば、mixi等のソーシャルネットサービスを利用する方法もあります。これですと、情報を発信した(受診した)だけでなく、その回答や返信さえも時系列によって記録されます。
mixiであれば、プライベートコミュニティーを作成すれば、他人に覗かれる心配もありません。また設計者・建築主だけでなく、施工者もプライベートコミュニティーに参加すれば、情報を全体が共有することが出来ます。
また、パソコンの前に座らなくても、思いついた時に携帯からアクセスする事も可能です。
無料の手段で、一つでもトラブルが回避出来るなら非常に有効な手段といえます。
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