もっとも優れている外装材は何か?

福味健治

福味健治

テーマ:【賢い家造り】

結論から云えば建築材料で万能な製品はありません。
建築材料の選定はその地域の特性に合った材料を適切な施工で行う事が重要なのです。仮に万能な製品があるならば、日本全国何処へ行ってもその製品が使われています。
現実にはそうはならないのは、長所と引き換えに短所もあるからなのです。
カラーベストで云いますと軽くて耐久性能も大分改善されて来ていますので、良い屋根材かと思いますが、日本瓦・スパニッシュ瓦等に見られる屋根としての風情に欠け、デザインが画一化されてしまいます。
外壁材としてのALC版も耐火性能に優れていますが、断熱性能は他の製品と比較して、断熱材を省けるほどの性能はありません。またサイディングと比較して水を吸いやすい材料ですので、凍害の恐れのある地域の壁材としては向いていません。
使用する材料の特質を活かして、その地域に合った材料を組み合わせる事が良い家造りにつながります。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

福味健治
専門家

福味健治(一級建築士)

岡田一級建築士事務所

どうして良いか判らない貴方の為に、私はここにいます。まずは、お友達になりましょう。そして悩みや夢を語り合いましょう。理想の家造りはそこから始まります。私は友達を裏切りません。無料相談大歓迎。コラム必見

福味健治プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

建築主の思いを形にする注文住宅の専門家

福味健治プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼