作業服を着た営業マン
フィラデルフィアエクスペリメント
【第二次大戦中の1943年、アメリカ海軍によって行われたというこの実験は、軍事技術者やUFO研究者のみならず、一般にもその名を知られている
駆逐艦エルドリッジで何が起こったか
フィラデルフィア実験は、資料によると実際は8月12日に実施されたものである。その状況は、およそ次のようであったという。
全ての準備が整い、メインスイッチが入れられた瞬間、不気味な振動と共に、テスラ・コイルの周囲から異様なほど美しい青白い光が乱舞し始めた。
やがて、ドーム状にエルドリッジの船体を包み込むと、今度はどこからともなくシュルシュルッと虫の羽音のような音が響き渡った。そして船内の至る所からパチパチッという電気的なスパークが発生し、その閃光が走った。
この時、実に恐るべきことが起こった。エルドリッジの姿が消えたのである。大勢の軍人が見守る中、忽然と消滅してしまった。資料には、それはあたかも霞のように空中に消えたと描写されている。
一方、エルドリッジの船内では、次々に異様な現象が起こり始めた。青白い光が船体を包み込むと、頭上の青空は一瞬にして消え失せ、メインマストのアンテナと送信機材が超高熱で溶けてしまった。被害は突出している部分ほど激しく、雷に打たれたように爆発して弾け飛んだとある。
強烈な電磁場に包まれた船内では恐ろしい事態が相次ぐ。体が燃え上がる者、硬直状態になったままの者、おぞましいことに、船室の壁に体が埋め込まれてしまう者さえ続出した。まさに船内は地獄絵図の様相を呈していた。この時すでに、乗組員のほとんどが精神錯乱状態にあった・・・】
SF映画にもなったこの実験。実際はこの様な実験は無かったとアメリカ国防省は全面否定しています。人が燃えたり、壁の中に埋め込まれてしまう現象なんて常識的には考えられません。
しかし、古い建物を調査すると不気味な写真が稀に撮れてしまうこともあるのです。
天井裏を覗くと色んなモノが見えます。私たちは梁の太さや柱の取り付き具合の方に目が行きます。しかし、その奥の暗闇の中にキラリと光る何かがあればやはりそちらにも目が行ってしまいます。
それは、ネズミの目であったり、ステンレスの金具だったりします。
もっと暗い隙間を覗くこともあります。古い建物になると木も腐ってしまって原型を想像することも出来ないおぞましい光景が写ることもあります。古いものには霊が宿ると云いますが、建物を解体するときにはお払いを済ませてから解体することもあります。
そんな解体現場で撮影した下の写真。デジタル的な画像処理は一切していません。