人は短所にではなく、長所に期待する ~自分の強みだけアピール大作戦~
高速道での逆走が問題になってますが
逆走を防ぐ手立てはないのでしょうか?
高速道と言っても道路形状は地域によって様々で
北陸道など比較的単調な構造だと誤進入も起こりにくいですが
首都高などの都市圏や主要都市に近い道路になるほど
ICやJCTの合流や分岐といった形状は複雑でわかりにくくなっています。
SAやPAの出入り口付近に関しても
逆走が起こりやすい複雑な構造になってますよね。
案内板があっても進入前に一旦停まって確認が必要なくらい複雑で
進行しながら減速なしで、どちらへ進めば良いのか瞬時に判断を迫られるような状況が
逆走を生んでしまう(起こりやすい)要因ではないでしょうか。
誤進入による逆走が起こらないようにするためには
一般道にあるような「赤信号」を設置してはどうかと思います。
「進入禁止」や「逆走」といった看板だけでは
一度進行してしまったら後戻りできませんし
誤進入や逆走になる進路上(進入口手前)に赤信号が設置してあれば
看板で認識するよりもパッと見で感覚的にわかりやすいと思うんですね。
もちろんそれだけで誤進入を防げるわけではありませんが
そもそも誤進入を生んでしまうのは
高速道に対するドライバーの認識の甘さや
事前準備の甘さも挙げられるのではないかと思います。
(高齢者など認知機能の低下による影響は今回は考えません)
普段の通勤や送迎、お買い物といった街乗り感覚のまま
その延長線上でたまに高速道を利用しようとした際に
普段と高速の感覚の違いによって道路事情への対応が追いつかなくなってしまうんですね。
このようにドライバー自身ができる対策としては
街乗り感覚のままいきなり高速道に乗るのではなく
運行計画や下調べをするなど事前に準備を整えておく必要があるでしょう。
とにかく進入口、合流や分岐といった複雑な構造が進路のわかりにくさを生んで
誤進入による逆走につながるのであれば
構造そのものを一般道のようにわかりやすく単純化(整備)して
逆走対策の強化を検討してみても良いかもしれません。
(加えて一般道の複雑さの改善にも取り組んでもらいたいですが)



