就職とはまさに死活問題である

就職難による若者の自殺者数の増加が、このほど発表されましたね。

いくら就職難だからといって自殺だなんて・・・。
と、大そうにと思う方もいらっしゃるでしょうけど
本人にとってはそれくらい、深刻な問題なんです。

上手い具合に就職にありつけたからといって
今度は職場の人間関係だったり
労使や過労の問題で自殺する人も少なくありません。

しかし人は働かなくてはなりません。
しんどかろうがやりたくなかろうが
働かないと生活していけませんから。

そんな事は皆さん、理屈ではわかってると思いますが
ではなぜそんなしんどい思いをしてまで続けられるのかというと
お金をいただけるから、収入を得られるから続けられるんです。

誰が好きで他人の言いなりになって、タダ働きしたいと思いますか？
もし本当に好きでやりたいと言うなら
自分からお金を出してやればいいんです。
そしたら言葉は違うかもしれませんが
喜んで企業から雇ってもらえるでしょう。

しかしそうではなく、しんどくてもお金をいただけるから
人は我慢してでも働けるんです。
働かずしてお金が入ってくるなら、誰も好き好んで働きませんよ。
きっと自分の好きな事をして過ごすと思いますね。

ただ、お金がもらえるからといって度が過ぎると
過労の問題になってしまいますし、実際に社会問題になってるわけです。

そしたらなぜ、就職難や過労が自殺の問題にまでなるような
大きな社会問題になるのでしょうか？

そもそも働きたいだけなら、先程も言ったように
自分からお金を出して働かせてもらったらいいんですね。
お金をもらうために働くからこそ
働くという事についていろいろと悩むんです。

もはや就職難や働くという問題は他人事ではありません。
直接自分には関係なくても、家族がこの問題に直面してたら
決して他人事では済まされない問題です。

その、働くという事へのプレッシャーから
人を自殺にまで追い込むような
深刻な問題になってるのだと私は思うんですね。

仕事について、本人は深刻に悩んでるわけですから
周りの人間もそんな事くらいでとか、他人事のように考えないで
一緒になって真剣に向き合ってあげてください。
プレッシャーをかけるのではなく、一緒に考えるんです。

もしどうにも解決策が見つからず、上手くいかないという場合には
ご本人でもご家族の方であっても、どうぞお気軽にご相談ください。
私もサラリーマンや就職活動の経験がありますし
心理学の観点からも
仕事に対するお悩みに、真剣に向き合わせていただきます。



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