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コラム

こんな事態が起こっても、あなたは平然としていられるか?

2012年5月10日

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

例えば家族の誰かが
いつものように学校や仕事に出て行って
それっきり帰って来なくなったら
あなたはどんな思いをするでしょうか?

最近ニュースになってるような、暴走車が突っ込んで来たとか
電車の脱線衝突事故、無差別殺傷事件のように
偶然そこに居合わせたために起こったような
大惨事として考えてみてください。

あぁいなくなって清々したなんて人はまずいないでしょうし
自他共に認めるような、屈強な精神力の持ち主でも
その重圧、衝撃に耐えられるなんてとても思えません。

つまり人は、どんなに強い精神力を持った人でも
大きな精神的ショックに耐えられる人なんていないんですね。
必ず何らかの精神的ダメージを受けるんです。

むしろそんな自分の身内に大惨事が起こって
平然としていられる方がおかしいと思いませんか?
オレは強いんだぞと強がって見せても
何の自慢にもなりません。

いつものように出て行った家族が
もう二度と帰ってくる事はなかったなんて
これ程の大きなショックはありません。
誰がこんな苦しみに耐えられるでしょうか?
また、耐える必要があるのでしょうか?

そうです。
人間、精神的な忍耐力なんて何の自慢にもなりません。
苦しい時はその苦しみを、大いに開放してやったらいいんです。

そんなに大きなショックを、人間一人で抱えられるものではありません。
必ず誰かが支えになってやる必要があるんですね。

これはどんな悩みだって同じなんですよ。
なのに、それでも全部一人で抱え込もうとする。
だから苦しいんですよ。
だからツライんですよ。

苦しい時は無理しないで
思いっきり発散してやってください。
決して耐え忍ぼうとしないでください。

人には人の支えが必ず必要です。
弱音を吐いちゃいけないなんて、決して思い込まないでください。

どうか苦しくなったら
いえ、本当に苦しみの絶頂を味わってしまう前に
心に溜まった負担をお話にお越しください。
遠慮せず気持ちを吐き出してください。
しっかりと私が受け止めます。



ご意見ご感想、あなたの聞きたい事をお聞かせください。
メールでけっこうですよ。
必ず目を通します。
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併せてお待ちしてます。


京都カウンセリングラウンジ http://kyotocl.web.fc2.com/
eメール kyotocl@gmail.com

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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