書籍「時間の始まり 宇宙はこうして始まった ~宇宙の起源にまでさかのぼる時間の仕組み~」出版情報
お問い合わせの中には
電話でのカウンセリングについてもご質問をいただきますので
私の考え方と、皆様の疑問にお答えいたします。
まず初めに、京都カウンセリングラウンジでは
「来談者中心療法」という心理療法を行なっており
基本的に電話でのカウンセリングは行なっておりません。
しかしながら世間には
悩みの相談をしたいと思って、どうしたらいいかを考えた時に
電話によるカウンセリングや、無料相談といったものがあります。
悩みの相談じゃなくても、通常何か、電話で人と話す時というのは
話してる側は一方的に話してますから
それ程何も感じてないかもしれませんが
聞いてる側からしてみれば
そんな真剣に、じっくりと聞いてないのが本音でしょう。
電話なんかで人の話をいちいち真剣に聞いてられませんし
用事なんかしながらだと特に、たいてい話しの中身に意識はありません。
ご自身でそういう経験ってありませんか?
これって実は、電話のカウンセリングにしても悩み相談にしても
同じ事が言えるんですね。
もちろん仕事の電話や、世間話のような電話とは違いますので
しっかりとお話をお聴きしてやり取りされるんですけども
対面してお聴きするのと、電話口でお聴きするのとでは
あらゆる面で大きな違いがあります。
つまり、電話での相談にはどうしても限界があるんですね。
はっきり言ってしまえば
心の悩みに関しての電話相談なんて、何の役にも立ちません。
(あくまでも私感です)
もし疑われるようなら、実際に利用してみてください。
きっと何も解決しないですし
仮にその時はスッキリしたと思っても
根本的な解決がしないままですから
いつまでも同じ事で利用し続けるハメになるでしょう。
これは何も、利用するなとか、営業妨害で言ってるのではありません。
単に限界があるのと、実際解決しない事が多いからです。
最初の話のように、自分が電話口で人の相談に乗ってる様子を考えてみてください。
どうでしょうか?
いくら家族や親友、大切な身内の真剣な悩みだとしても
電話で人の話を聴いてるのって限界がありませんか?
実際に会って聴いてる時と
身の入り方も違うと思いませんか?
電話の相談も、この点は同じなんです。
いくら身を入れて聴いてても、限界があります。
これはつまり、聴いてる側に限界があるんですね。
話してる側は特に限界はありません。
好き勝手言いたい放題、スッキリするまで話してたらいいんですから。
ただし我慢の限界ではありませんよ。
努力可能な限界の話です。
もちろん話してる側も、それで何か解決する訳ではありませんし
結局このやり取り自体、両者にとって何のメリットもない訳です。
それなら会って話した方が、全然解決の度合いが違います。
特に対面式の心理カウンセリングだと
電話なんかで聴くような傾聴とは傾聴力が違いますから
その効果たるや、明らかに差が出てくるわけです。
電話での相談がどんなものかは
一度ご自身でも体験されるといいかもしれませんね。
ご家族やご友人に頼んで、じっくりと相手の話を聴いてみてください。
きっとこれではダメだと、身を持って実感できると思います。
ご意見ご感想、あなたの聞きたい事をお聞かせください。
メールでけっこうですよ。
必ず目を通します。
また、こんなテーマで書いてほしいというご希望も
併せてお待ちしてます。
京都カウンセリングラウンジ http://kyotocl.web.fc2.com/
eメール kyotocl@gmail.com